JP1/Base 運用ガイド
起動管理機能を使用する場合の注意事項を次に示します。
- Windowsの起動中に,コントロールパネルのサービスに対して操作をしないでください。起動管理機能によるサービス起動が正しく実行されないことがあります。
- 起動管理機能に関してエラーが発生した場合,メッセージIDの付いたメッセージが出力されます。出力されるメッセージの説明については,マニュアル「JP1/Base メッセージ」を参照してください。説明を参照した上で,問題を解決してください。
- 起動管理機能(JP1/Base Control Service)を利用せずに各サービスを自動起動または手動起動したい場合,起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)内に定義されている該当するサービスの定義を必ずコメントアウトしてください。また,依存関係にあるすべてのサービスの定義も必ずコメントアウトしてください。該当するサービスの定義部分すべての行頭に#(シャープ)を付けることによって,コメントアウトできます。
このように起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)を編集したあと,各サービスの操作をコントロールパネル上の[サービス]ダイアログボックス上で行ってください。コメントアウトせずに各サービスを自動起動または手動起動した場合,KAVA4003-Eメッセージが出力され,正常に動作しなくなる場合があります。
- 起動管理機能を使用する場合,起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)内に定義されているサービスに対しては,コントロールパネルの[サービス]ダイアログボックス上で操作しないでください。KAVA4003-Eメッセージが出力され,正常に動作しなくなる場合があります。
- 論理ホスト上で動作するサービスに対して起動管理機能は利用できません。起動管理機能は,物理ホスト上のサービスに対してだけ利用できます。論理ホスト上のサービスの起動管理には,クラスタソフトを利用してください。
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