JP1/Base 運用ガイド
JP1/Baseをインストールする手順を次に示します。
- プログラムを終了する。
JP1/Baseをインストールする前に,JP1の全プログラム,およびJP1/Baseのイベントサービスを利用しているすべてのプログラムを終了してください。
- Hitachi PP Installerを実行する。
Hitachi PP Installerの指示に従ってJP1/Baseをインストールしてください。Hitachi PP Installerの操作手順については,「2.3.2 Hitachi PP Installerの使用方法」を参照してください。
新規にインストールする場合だけ,自動でセットアップの初期設定が行われ,インストール完了後すぐにJP1/Baseを運用できるようになります。
自動セットアップで設定される項目を次の表に示します。
各設定項目の詳細については,「4.4 ユーザー管理機能の設定(UNIXの場合)」を参照してください。
設定項目 内容 認証サーバの設定 認証サーバ名 自ホスト名 JP1ユーザーの設定 JP1ユーザー名 jp1admin パスワード jp1admin JP1資源グループ * 所有する権限 JP1_AJS_Admin,JP1_JPQ_Admin,JP1_AJSCF_Admin,JP1_PFM_Admin,JP1_Console_Admin,JP1_CM_Admin,JP1_Rule_Admin,JP1_Audit_Admin,JP1_DM_Admin ユーザーマッピングの設定 マッピングするJP1ユーザー名 jp1admin JP1ユーザーが操作命令を出すサーバホスト名 * JP1ユーザーとOSユーザーのマッピング JP1ユーザー(jp1admin)と,各ホストに登録されているOSユーザー(root)をマッピングします。
Hitachi PP Installerを実行すると,統合トレース機能(HNTRLib2)もインストールされます。HNTRLib2のインストール先は,/opt/hitachi/HNTRLib2/になります。
- JP1/NETM/DMを使ったリモートインストール(ソフトウェアの配布)について
- JP1/Baseは,JP1/NETM/DMを使ったリモートインストールに対応しています。JP1/Baseの場合,次に示すインストールに対応しています。
- 新規インストール
インストール対象ホストにJP1/Baseを新規にインストールできます。ただし,JP1/NETM/DMを使ったリモートインストールでは,自動セットアップ処理はできません。
- バージョンアップインストール
リモートインストールすると,JP1/Baseインストール済みホストのJP1/Baseをバージョンアップできます。
- JP1/NETM/DMを使った実際のリモートインストール方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM Manager」「JP1/NETM/DM SubManager(UNIX(R)用)」「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」を参照してください。
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