JP1/Integrated Management - Manager 機能拡張
- <この項の構成>
- (1) idステートメント
- (2) pathステートメント
- (3) descriptionステートメント
(1) idステートメント
(a) 構文
id="アプリケーション実行定義識別子";
(b) 説明
このブロックで指定するコマンドパスにIDを付けます。このステートメントは必須です。このステートメントは,ブロック内で1回だけ記述できます。
(c) 指定値
アプリケーション実行定義識別子は,32バイト以内の半角英数字で構成される文字列です。この文字列は定義内でユニークでなければなりません。ユニーク性を保持するために,次の命名規則に従ってください。
会社名_製品名[_機能名(または画面名)](d) 注意事項
- 「"jco_"」で始まる文字列,および「"default_browser"」は,アプリケーション実行定義識別子として予約されているため,使用できません。
- 同一の「id」を持つブロックが解析対象のファイル内に複数個存在した場合,次の順に優先順位が決定され,最優先のブロックが有効になります。
それ以外のブロックは無効になります。
- ファイル名を昇順でソートして後の方のブロック
- ファイル内の位置が後の方のブロック
(e) 定義例
「(3) descriptionステートメント」の定義例を参照してください。
(2) pathステートメント
(a) 構文
path="コマンドパス";
(b) 説明
idステートメントで指定したアプリケーション実行定義識別子と関連づける実行形式ファイルのパスを定義します。このステートメントは必須です。このステートメントは,同一ブロック中に複数個指定できます。
(c) 指定値
起動する実行形式ファイルのフルパスを指定します。後述の置き換えキーワードを使用して,レジストリーなどからパスを組み立てることもできます。
(d) 注意事項
- このステートメントを複数個指定した場合は,記述順にパスが検索され,最初に見つかったパスが使用されます。
- 検索処理はJP1/IM - Viewの起動時にだけ実行されます。そのため,起動対象となるアプリケーションをJP1/IM - Viewの実行中にインストールした場合は,JP1/IM - Viewを再起動する必要があります。
(e) 定義例
次の「(3) descriptionステートメント」の定義例を参照してください。
(3) descriptionステートメント
(a) 構文
description="アプリケーション実行の説明文";
(b) 説明
ブロック内のアプリケーション実行定義に説明を付加します。このステートメントは,ブロック内で1回だけ記述できます。
(c) 指定値
アプリケーション実行の説明文を指定します。文字数の制限はありませんが,50文字以内にすることをお勧めします。
(d) 定義例
@define-block type="application-execution-def"; id="HITACHI_JP1_SAMPLE"; path="C:\Program Files\HITACHI\JP1\bin\sample.exe"; description="日立のサンプルプログラム"; @define-block-end;
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