JP1/Integrated Management - Manager リファレンス
[アクション設定]画面は,自動アクションの設定一覧を表示します。自動アクションを設定するには,この画面から[アクション詳細設定]画面を呼び出します。
[アクション設定]画面を表示するには,JP1_Console_Admin権限が必要です。
また,次の場合,[アクション設定]画面が表示されません。
- 自動アクション定義ファイルの自動アクション定義ファイルバージョンが,1または2でない。
- 自動アクション定義ファイルの自動アクション定義パラメーターのサイズが最大長を超過している。
- JP1/IM - Rule Operation連携機能が無効になっている状態で,自動アクション定義ファイルにJP1/IM - Rule Operationへのルール起動要求を定義していている。
自動アクション定義ファイルの記述内容によって[アクション設定]画面が表示されない場合,テキストエディターで自動アクション定義ファイルを編集してください。「自動アクション定義パラメーター」の詳細については,「自動アクション定義ファイル(actdef.conf)」(3. 定義ファイル)の「説明」を参照してください。
この画面は,[イベントコンソール]画面で[オプション]−[自動アクション設定]を選択すると表示されます。WWWページ版のJP1/IM - Viewでは使用できません。[アクション設定]画面を次に示します。
図1-31 [アクション設定]画面
また,JP1/IM - Rule Operation連携機能が有効の場合は,次のように,[アクション設定]画面の設定一覧に[種別]が追加された状態で表示されます。
図1-32 [アクション設定]画面(JP1/IM - Rule Operation連携機能が有効の場合)
表示項目を次に示します。
- [状態監視]
- アクションの状態の監視するかどうかを設定します。
- [する]:アクションの状態を監視します。
- [しない]:アクションの状態を監視しません。
- デフォルトは[しない]です。
- アクションの状態を監視する場合,アクションが異常状態(「実行不可」,「実行失敗」)になったときに,異常状態を通知するために,JP1イベントの発行または通知コマンドの実行が実施されます。なお,通知方法は,自動アクション通知定義ファイル(actnotice.conf)であらかじめ設定しておく必要があります。自動アクション通知定義ファイル(actnotice.conf)については,「自動アクション通知定義ファイル(actnotice.conf)」(3. 定義ファイル)を参照してください。
- アクションの状態は,[アクション結果]画面,[アクション結果一覧]画面,[アクション結果詳細]画面で確認できます。また,アクションが異常状態であるかどうかを,[イベントコンソール]画面で確認できます。
- アクションの状態監視は,設定後に監視条件に一致したアクションに対して有効になります。それ以前のアクションに対しては,変更前の設定に従います。
- [設定一覧]
- すでに設定されている自動アクション定義の一覧を表示します。上に表示されている自動アクション定義ほど,優先順位が高くなります。
- 自動アクションは,1,000件まで登録できます。
- [設定一覧]の[種別]の列は,JP1/IM - Rule Operation連携用の設定をした場合にだけ表示されます。
- JP1/IM - Rule Operation連携用の設定の詳細は,次を参照してください。
- JP1/IM - Rule Operation連携機能の有効設定手順
- 参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド 15.2(1)JP1/IM - Rule Operation連携機能の有効設定」
- [上へ移動]
- 一覧で選択した自動アクション定義を,1行上へ移動します。自動アクション定義の優先順位を変更するために使用します。
- [下へ移動]
- 一覧で選択した自動アクション定義を,1行下へ移動します。自動アクション定義の優先順位を変更するために使用します。
- [追加]
- 新規に自動アクション定義を作成する場合に,[追加]をクリックします。クリックすると,[アクション詳細設定]画面が表示されます。
- なお,自動アクションが1,000件以上定義されている場合は,このボタンは非活性です。
- [編集]
- 既存の自動アクション定義を編集する場合に,編集したい自動アクション定義を[設定一覧]で選択し,[編集]をクリックします。
- [削除]
- 既存の自動アクション定義を削除する場合に,削除したい自動アクション定義を[設定一覧]で選択し,[削除]をクリックします。
- [適用]
- 設定内容を反映します。ただし,[適用]をクリックすると,すべての抑止の設定が初期化されます。
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