9.10.2 期限切れエントリー定期削除コマンド
RSSのフィードまたはWeb サイト,クローラータイプがNTFS,WWW,Notes,RDB,Groupmaxのクローラーで,タスクスケジューラに指定した時間以外に期限切れエントリーの削除を実行するときに,このコマンドを使用します。
(1) 形式
IWSexpired.exe [-t time]
(2) 引数
- -t time
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削除を実行する時間をhhmm形式で指定します。hhは00〜23,mmは00〜59までが指定できます。
コマンドの実行を開始したあとに指定した時間が経過した場合は,削除処理を終了します。指定を省略した場合または「0000」を指定した場合は,無制限で動作します。指定できる形式以外の値を指定した場合は,エラーとなります。
(3) 入出力
なし。
(4) 終了コード
- 0:正常終了
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正常終了した場合に出力されます。全件削除を実行しました。
- 2:引数不正
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引数不正で終了した場合に出力されます。コマンド実行時の引数に誤りがあります。
- 3:メモリー不足
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メモリー不足エラーの発生で終了した場合に出力されます。
- 5:パーミッションエラー
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パーミッションエラーで終了した場合に出力されます。
- 8:正常終了(時間指定により中断した場合)
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-t引数で指定した時間が経過したため,削除処理を終了した場合に出力されます。
- -1:上記以外のエラーで異常終了
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コマンド実行中にエラーが発生した場合に出力されます。
(5) 注意事項
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このコマンドはコマンドプログラムではなくWindowsプログラムとして実装されているため,コマンドプロンプト上にはメッセージは表示されません。メッセージはトレースファイルとイベントログに出力されます。
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コマンドの実行にはOLE DBプロバイダーが必要です。使用するRDBごとに必要なOLE DBプロバイダーを次に示します。
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HiRDB:Hitachi HiRDB OLE DB Provider
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外部ユーザーグループ情報登録コマンド(IwsUserGroupInfoImport.bat)およびIWSクロールコマンド(IWScrawler.exe)とは同時に実行できません。