9.5.6 統計情報削除コマンド
登録済みの統計情報を削除するコマンドです。
このコマンドは通常運用時には使用しないでください。検索インデクス統計情報取得コマンドの-nで指定するIDを間違えた場合,またはデータベースの容量不足などで統計情報を削除する必要が発生した場合に,このコマンドを使用して統計情報を削除してください。
(1) 形式
IwsDeleteReport.bat -t {rank|crawl|regist|index [-n id]|search} [-y year [-m month [-d day]]]
(2) 引数
- -t 削除対象統計情報
-
削除対象の統計情報を指定します。
- rank
-
ランキング統計情報を削除します。ユーザー定義ランキングは削除できません。
- crawl
-
クローラー統計情報を削除します。
- regist
-
登録データ統計情報を削除します。
- index
-
検索インデクス統計情報を削除します。-nを指定した場合は,指定したIDのデータだけを削除します。
-
-n id
削除対象のバックエンドサーバーごとの一意なIDを指定します。
-
- search
-
すべての検索統計情報を削除します。
- -y year(削除対象年)
-
削除する統計情報の期間を年で指定します。指定を省略した場合は,-tで指定した統計情報のデータをすべて削除します。
- -m month(削除対象月)
-
-yを指定した場合に,削除する統計情報の期間を月で指定します。
- -d day(削除対象日)
-
-yと-mを指定した場合に,削除する統計情報の期間を日で指定します。
(3) 終了コード
- 0:正常終了
-
正常終了した場合に出力されます。
- 10:警告終了
-
引数エラーで終了した場合に出力されます。
- 20:異常終了
-
データベースアクセスエラーの発生により,異常終了した場合に出力されます。
(4) 注意事項
-
このコマンドで削除対象として指定した統計情報を,統計情報をデータベースに登録するコマンドで登録対象に指定した場合,コマンドを同時に実行するとあとから実行したコマンドはエラーとなります。引数ごとに対応するコマンドを次に示します。
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rank:ランキング集計コマンド(IwsMakeRanking.bat)
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crawl:クロール統計情報取得コマンド(IwsReportCrawlData.bat)
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regist:登録データ統計情報取得コマンド(IwsReportRegistData.bat)
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index:検索インデクス統計情報取得コマンド(IwsReportIndexData.bat)
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search:検索統計情報取得コマンド(IwsReportSearchData.bat)
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このコマンドを実行して統計情報を削除した場合,統計レポート画面には統計情報が表示されなくなります。