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uCosminexus Enterprise Search 運用ガイド


9.4.1 キーワード候補ファイル作成コマンド

〈この項の構成〉

(1) 形式

IwsMakeSuggestKeyword.bat
  -o outputFilePath
  [-h hitCount]
  [-f]
  [-c {SJIS|EUC-JP|UTF-8}]
  [-m {diff|new}]

(2) 引数

-o outputFilePath(キーワード候補ファイルの出力先パス)

キーワード候補ファイルを出力するパスを,フルパスで指定します。

出力されたファイルは,次に示すどちらかのキーワード候補作成ファイルの読み込み先に移動してください。

  • %IWSEARCH_BASE%\etc下にsuggest_keyword.txtのファイル名で格納

  • keyword.list.folderプロパティで指定したフォルダー内に格納

-h hitCount(ヒット件数)

キーワード候補ファイルに出力するキーワードを,一定以上の検索結果がヒットするキーワードだけに絞り込む場合に指定します。

ここで指定したヒット件数以上のキーワードだけを,キーワード候補ファイル作成コマンドで出力します。

  • 指定できる範囲:0〜100,000

  • デフォルト値:1

指定できる値以外を指定した場合は,引数エラーとなります。

-f ファイルの上書き指定

-oで指定したファイルパスにすでにファイルが存在する場合で,ファイルを上書きするときに指定します。

なお,-mにdiffを指定した場合は,-fの指定は無視されます。

-c 文字コードの指定

出力するキーワード候補ファイルの文字コードを指定します。

指定できる値は次のとおりです。指定できる値以外を指定した場合は,引数エラーとなります。

SJIS

Shift-JISで出力します。

EUC-JP

EUC-JPで出力します。

UTF-8

UTF-8で出力します。デフォルトの値です。

-m キーワード候補ファイルの出力

-oで指定したパスにキーワード候補ファイルを出力します。ファイルが存在しない場合は,指定されたパスにキーワード候補ファイルを新規作成します。

diff

このコマンドを前回実行した時間以降に,ユーザーに指定された検索キーワードから検索キーワードを抽出し,前回のキーワード候補ファイルに追記する形式で出力します。前回と同じキーワードがすでに存在する場合は,上書きして出力します。

コマンドの初回実行時にこのオプションを指定した場合は,検索時に指定されたすべてのキーワードから検索キーワードを出力します。

new

検索時に指定されたすべてのキーワードからキーワード候補を抽出して,キーワード候補ファイルに出力します。

(3) 終了コード

0:正常終了

正常終了した場合に出力されます。

10:警告終了

引数エラーで終了した場合に出力されます。

20:異常終了

次のどちらかが原因で異常終了した場合に出力されます。

  • キーワード候補ファイルの出力に失敗しました。

  • データベースアクセスエラーが発生しました。

(4) 注意事項