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uCosminexus Enterprise Search 運用ガイド


9.3.1 全文検索データ連携のコマンド

〈この項の構成〉

(1) 形式

XmlExtCooperation.bat 
  -i IWS_DOC
  [-n 件数]
  [-m {all | diff}]

(2) 引数

-i IWS_DOC

全文検索データ連携を行うインデクス名を指定します。IWS_DOCを指定します。

-n 件数

抽出するデータの件数を1〜2,147,483,647の範囲で指定します。省略した場合は全件が対象となります。

-m 抽出形式

次のどちらかを指定します。

all

すべての記事情報の抽出を行います。抽出形式を省略した場合はdiffを仮定して動作します。

diff

前回抽出した日時以降に投稿,または更新された記事情報の抽出を行います。

注意事項

クローリング,および全文検索データ再収集コマンド(XmlExtRecollection.bat)を同時に実行しないでください。同時に実行した場合,データベースアクセスエラーが発生,またはデータの整合性が取れなくなるときがあります。

(3) 入出力

入力

なし。

出力
  • コマンド開始時:KMES00225-I

  • コマンド終了時:KMES00226-I

  • 引数不正時:KMES00227-I

  • データベースアクセスに失敗した場合:KMES10028-E

メッセージの詳細についてはマニュアル「uCosminexus Enterprise Search メッセージ」を参照してください。

(4) 終了コード

0:正常終了

正常終了した場合に出力されます。全文検索データ連携に成功しました。

10:警告終了

引数エラーで終了した場合に出力されます。

20:異常終了

次のどちらかが原因で異常終了した場合に出力されます。

  • 全文検索データ抽出,全文検索系切替バッチのどちらかが異常終了しました。

  • 全文検索システムへのデータ登録に失敗しました。