9.2.4　外部ユーザー情報関連付けコマンド

Enterprise Searchの登録ユーザーと，外部ユーザーの情報を関連付けるコマンドです。Enterprise SearchのログインIDと，外部ユーザーのキー文字列に存在するユーザーIDとが一致する外部ユーザー情報を関連付けて，CSV形式のファイルで出力します。

このコマンドを使用する場合は，連携する外部システムのユーザーアカウントIDのすべてが，Enterprise SearchのログインIDと一致している必要があります。

〈この項の構成〉

(1)　形式

IwsAssocExtAuthInfo.bat
　　-a accountFilePath
　　-e extAuthFilePath
　　-o outputFilePath
　　-t {ad | dd}
　　[-f]

-a　accountFilePath

ユーザー情報一括登録コマンドの引数-iで使用するファイルのパスを，絶対パス形式で指定します。

-e　extAuthFilePath

外部ユーザー情報コマンドの引数-oで出力したファイルのパスを，絶対パス形式で指定します。

-o　outputFilePath

外部ユーザー情報関連付けファイルの出力先パスを，絶対パス形式で指定します。

-t　{ad | dd}

関連付ける外部ユーザー情報種別を指定します。

-f

-oで指定した出力先パスにすでにファイルが存在していた場合に，上書きするときに指定します。

-fの指定を省略した場合で，すでにファイルが存在していたときや，同一パスのディレクトリがすでに存在していたときは，エラーとなります。

コマンド実行ログをImportLogxx.log形式で出力します。ログファイルの詳細については，マニュアル「uCosminexus Enterprise Search 環境設定ガイド」を参照してください。
-aで指定したユーザー情報ファイル，または-eで指定した外部ユーザー情報ファイルに1件でもエラーが存在する場合は，外部ユーザー情報関連付けファイルは出力されません。
-eで指定した外部ユーザー情報ファイルに，-tで指定した外部ユーザー情報種別以外の外部情報が存在した場合は，エラーとなります。また，外部ユーザー情報種別のグループ・ロールはスキップ対象となります。
外部ユーザー情報ファイルで，キー文字列が空文字の行はスキップ対象になります。
外部ユーザー情報ファイルで「外部システムキー」「外部種別」「キー文字列」のすべてが一致する外部ユーザーが重複して存在した場合，先頭に存在する外部ユーザーだけが関連付け対象となり，それ以降の外部ユーザーはスキップ対象となります。