frmsys　[ -f ]

定義ファイル（hptl_clb_cfr_command.properties）を読み込み，システムパラメタを表示または変更します。

オプションを省略した場合，システムパラメタの内容を表示します。

-f

システムパラメタを変更する場合に指定します。

• コマンド実行後は，変更したシステムパラメタを有効にするために，必ずアプリケーションサーバを再起動してください。
• パラメタの指定可能範囲外の値を指定した場合は，エラーとなりメッセージが表示されます。
• 添付ファイルの合計最大サイズ（max_apdfiletotalsize）と添付ファイルの1ファイルの最大サイズ（max_apdfilesize）の間に矛盾が発生する指定がされた場合には，エラーとなりメッセージが表示されます。
• メール配信設定のデフォルト値（def_distributemail）とメール設定欄表示状態（def_displaymailsetting）の間に不正な組み合わせが指定された場合には，エラーとなりメッセージが出力されます。メール配信設定のデフォルト値とメール設定欄表示状態の関係を次の表に示します。
  

  表4-8　メール配信設定のデフォルト値とメール設定欄表示状態の関係

  項番	メール配信設定のデフォルト値（def_distributemail）	メール設定欄表示状態（def_displaymailsetting）	登録
  1	0（無効）	0（表示させない）	登録できる
  2	0（無効）	1（表示させる）	登録できる
  3	1（有効）	0（表示させない）	登録できない
  4	1（有効）	1（表示させる）	登録できる

• このコマンドを実行すると，Collaborationインストールディレクトリ\clb_home\bin直下に，コマンドの二重起動を防止するために使用する「frmsys.lock」ファイルが一時的に作成されます。
• 次に示す場合については，「5.　Collaboration - Forumの障害対策」を参照してください。
  
  • コマンド実行中の障害
  • コマンド実行中の強制終了
  • コマンド実行中のOutOfMemoryエラー
  • コマンドの二重起動
• 定義ファイル（hptl_clb_cfr_command.properties）の詳細は，「2.3.8　ユティリティコマンドの設定」を参照してください。

0	システムパラメタの変更に成功した。
	コマンドを二重起動した。
1	システムパラメタの変更に失敗した。

内容を変更した定義ファイルで，システムパラメタを変更します。

> frmsys -f