Collaboration - Mail システム管理者ガイド
Collaboration - Mailの各プロパティの詳細について説明します。
Groupmax Mail Serverのアドレスを指定します。この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
デフォルト値:localhost
Groupmax Mail Serverのポート番号を指定します。この設定は省略できません。
デフォルト値:9100
Groupmax Mail Serverの認証ポート番号を指定します。この設定は省略できません。
デフォルト値:9052
メールに添付できるファイルのサイズの合計の制限値をMB単位で指定します。値は1MB〜10MBの範囲で指定してください。この設定は省略できません。
デフォルト値:5
ログファイルの出力先のフォルダを指定します。ただし,日本語を含むフォルダは指定できません。また,フォルダの区切りには「\\」を使用してください。
この設定は省略できません。
なお,出力されるログファイルの名称は「hptl_clb_cmlX.log」です。「X」にはログファイルの面数が表示されます。
デフォルト値:Collaboration Portalインストールディレクトリ\\clb_home\\log
ログレベルを指定します。値は-1,10,20,30,40のどれかを指定してください。この設定は省略できません。
デフォルト値:20
ログレベルと出力基準を次の表に示します。
表2-18 ログレベルと出力基準
| ログ レベル |
出力基準 |
|---|---|
| -1 | トレース情報を出力しません。 |
| 10 | 発生したすべての例外をトレースし,出力します。 |
| 20 | 再現性のある障害に対し,障害の発生元となるコンポーネントを明確に切り分けるために使用するログレベルです。 |
| 30 | 障害の個所を詳細に特定するために使用するログレベルです。主なメンバ関数の開始や終了の情報を取得します。 |
| 40 | 障害の個所を詳細に特定するために使用するログレベルです。すべてのメンバ関数の開始や終了の情報を取得します。 |
ログファイルの面数を指定します。値は1面〜16面の範囲で指定してください。この設定は省略できません。
デフォルト値:16
ログファイルのサイズをバイト単位で指定します。値は4,096〜2,147,483,647バイトの範囲で指定してください。この設定は省略できません。
デフォルト値:10485760
ログファイルの文字コードを指定します。指定できる文字コードはHNTRLib2の設定に従います。この設定は省略できません。
デフォルト値:UTF-8
メール保存用のデータベースのスキーマ名を指定します。hptl_clb_cml_useDatabaseに「On」を指定した場合は,必ず指定してください。
メール保存用のデータベースを使用しない場合は,指定しません。
デフォルト値:空白行
フィルタリング条件として指定した主題,送信者および宛先を履歴として保存する個数を指定します。値は1〜15の範囲で指定してください。
フィルタリング条件の履歴が設定した値を超えた場合,古いものから順に削除されます。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「15」が設定されます。
デフォルト値:15
受信メール・送信済みメールの本文および添付ファイルの取得時にワークファイルを使用する場合は,ワークファイルを作成するフォルダを指定します。ただし,日本語を含むフォルダは指定できません。また,フォルダの区切りには「\\」を使用してください。
このプロパティは,インストール時の初期値には「Collaboration - Mailインストールディレクトリ\\temp\\cml\\work」が指定されていますが,設定を省略した場合(デフォルト)はカレントディレクトリが指定されます。
通常はこのプロパティを指定する必要はありません。
デフォルト値:カレントディレクトリ
メールを送信するときに,「@」を含む宛先をE-mailアドレスとして判別するかどうかを指定します。「auto」または「nickname」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「auto」が設定されます。
デフォルト値:auto
[メール]ポートレットを別ウィンドウに表示させた場合の,画面の幅をピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「750」が設定されます。
デフォルト値:750
[メール]ポートレットを別ウィンドウに表示させた場合の,画面の高さをピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「570」が設定されます。
デフォルト値:570
[メール作成]画面を表示させた場合の,画面の幅をピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「670」が設定されます。
デフォルト値:670
[メール作成]画面を表示させた場合の,画面の高さをピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「480」が設定されます。
デフォルト値:480
次に示す画面を表示させた場合の,画面の幅をピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「670」が設定されます。
デフォルト値:670
次に示す画面を表示させた場合の,画面の高さをピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「480」が設定されます。
デフォルト値:480
[宛先台帳]画面を表示させた場合の,画面の幅をピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「810」が設定されます。
デフォルト値:810
[宛先台帳]画面を表示させた場合の,画面の高さをピクセル単位で指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「490」が設定されます。
デフォルト値:490
アプリケーション名を指定します。「hptlclbcml」で固定です。この設定は省略できません。
デフォルト値:hptlclbcml
文字コードを指定します。「UTF-8」で固定です。この設定は省略できません。
デフォルト値:UTF-8
コンテントタイプを指定します。「text/html;charset=UTF-8」で固定です。この設定は省略できません。
デフォルト値:text/html;charset=UTF-8
データソース名を指定します。「java:comp/env/jdbc/CMLDB」で固定です。この設定は省略できません。
デフォルト値:java:comp/env/jdbc/CMLDB
uCosminexus Portal Framework以外のシングルサインオンプログラムでユーザ認証して,Groupmax Mail Serverへ接続するかどうかを指定します。「true」または「false」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「false」が設定されます。
デフォルト値:false
ユーザの認証(ログイン)をポータルではなく,そのほかのシングルサインオンプログラムで実行する場合,値をtrueに設定する必要があります。ほかのシングルサインオンプログラムで実行すると,ポータルには認証結果とユーザIDの情報だけが渡されます。このような場合,ポータルのメールサーバも,ユーザIDの情報だけで認証および動作する必要があるため,Groupmax Mail Serverの設定も認証なしで接続できるようにします。
ただし,trueを指定する場合は,Groupmax Mail Serverでパスワード認証をしません。セキュリティ確保のため,必ずシングルサインオン認証機能を持ったプログラムで認証チェックを実行するようにしてください。
[設定]画面([全般]タブを選択している場合)の,[メール送信時,宛先確認画面を必ず表示する。]チェックボックスを変更可能にするかどうかを指定します。
なお,[メール送信時,宛先確認画面を必ず表示する。]チェックボックスを変更できない設定にした場合は,html_clb_cml_set.propertiesのhptl_clb_cml_setAddressCheckで指定した値が,デフォルト値として設定されます。
「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
メールの送信時に「To」または「Cc」に指定した宛先および送信者の宛先に,E-mailコメントとして名前を設定できるようにするかどうかを指定します。
「On」,「Sender」,または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
保存できる署名の数の上限を指定します。値は1〜10の範囲で指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「3」が設定されます。
デフォルト値:3
メールに添付されているメールファイル(ファイル名.mlf)を表示させる際に,ファイルを開くのか,またはダウンロードするのかを確認するかどうかを指定します。「open」または「confirm」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「confirm」が設定されます。
デフォルト値:confirm
署名のタイトルに指定できる文字数の上限を指定します。値は1〜100の範囲で指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「25」が設定されます。
デフォルト値:25
メール送信時に宛先を確認する場合の,E-mailアドレスの確認レベルを指定します。値は1,2,3のどれかを指定してください。
例えば,社内のディレクトリサーバまたは宛先台帳に登録されていないE-mailアドレスを確認してからメールを送信したい場合,「2」を指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「1」が設定されます。
デフォルト値:1
[宛先確認]画面の[所属組織]に表示される組織名を指定します。次に示す値のどれかを指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「OrgName」が設定されます。
デフォルト値:OrgName
エージェント機能を使用するかどうか,および使用するGroupmax Agent Serverの台数を指定します。「Single」,「Multiple」,「Off」のどれかを指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
使用するGroupmax Agent Serverの台数を指定します。値は1〜64の間で指定してください。hptl_clb_cml_useAgentに「Multiple」を指定した場合は,必ず指定してください。
デフォルト値:空白行
Groupmax Agent Serverのホスト名またはIPアドレスを指定します。半角英数字32文字以内で指定してください。
必ず,hptl_clb_cml_agent_server_numで指定したGroupmax Agent Serverの台数分指定してください。例えば,hptl_clb_cml_agent_server_numに「2」を設定した場合は,ホスト名またはIPアドレスを二つ指定します。
また,hptl_clb_cml_useAgentに「Single」または「Multiple」を指定した場合は,必ず指定してください。
なお,「XX」には,1からhptl_clb_cml_agent_server_numで指定した数までの数値を指定します。
デフォルト値:空白行
Groupmax Agent Serverのポート番号を指定します。
必ず,hptl_clb_cml_agent_server_numで指定したGroupmax Agent Serverの台数分指定してください。例えば,hptl_clb_cml_agent_server_numに「2」を設定した場合は,ポート番号を二つ指定します。
また,hptl_clb_cml_useAgentに「Single」または「Multiple」を指定した場合は,必ず指定してください。
なお,「XX」には,1からhptl_clb_cml_agent_server_numで指定した数までの数値を指定します。
デフォルト値:空白行
hptl_clb_cml_agent_hostname_XXで指定した,Groupmax Agent Serverのホスト名およびIPアドレスに対応した名称を指定します。ここで指定した名称は,[設定]画面([全般]タブを選択している場合)の[接続先の名称]テキストボックスに入力します。半角英数字32文字以内で指定してください。
必ず,hptl_clb_cml_agent_server_numで指定したGroupmax Agent Serverの台数分指定してください。例えば,hptl_clb_cml_agent_server_numに「2」を設定した場合は,接続先の名称を二つ指定します。
また,hptl_clb_cml_useAgentに「Multiple」を指定した場合は,必ず指定してください。
なお,「XX」には,1からhptl_clb_cml_agent_server_numで指定した数までの数値を指定します。
デフォルト値:空白行
Groupmax Agent Serverとのソケット通信時の,タイムアウト時間をミリ秒単位で指定します。値は0〜2,147,483,647の間で指定してください。
なお,「XX」には,1からhptl_clb_cml_agent_server_numで指定した数までの数値を指定します。hptl_clb_cml_useAgentに「Single」を指定した場合は,「1」を指定します。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「30000」が設定されます。
デフォルト値:30000
メールの送信者,または宛先の表示言語を指定します。「En」または「Ja」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Ja」が設定されます。
デフォルト値:Ja
メール保存用のデータベースを使用するかどうかを設定します。「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「On」が設定されます。
デフォルト値:On
データベースに保存できるメールのサイズの上限値をKB単位で指定します。
値は-1〜1024の間で指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「-1」が設定されます。
表2-19 メールの構成要素の上限値
| メールの構成要素 | 上限値 |
|---|---|
| 主題 | 255バイト |
| 本文 | 2,147,483,647バイト |
| 受信者の情報 | 426バイト × 256人※ = 109,056バイト |
| 送信者の情報 | 416バイト |
| 本来受信者の情報 | 416バイト |
| 代表受信者の情報 | 416バイト |
表2-20 メールの構成要素のサイズの見積もり例
| メールの構成要素 | 見積もり値 |
|---|---|
| 主題 | 255バイト |
| 本文 | 50,000バイト |
| 受信者の情報 | 426バイト × 50人 = 21,300バイト |
| 送信者の情報 | 416バイト |
| 本来受信者の情報 | 0バイト |
| 代表受信者の情報 | 416バイト |
デフォルト値:-1
メールサーバから取得するメールの上限数を指定します。値は0〜2,147,483,647の間で指定してください。「0」を指定した場合,メールサーバ上のすべてのメールを取得します。なお,メールサーバに保存されているメールの数がここで指定した値より多い場合は,新しいものから順に指定したメール件数まで取得されます。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「0」が設定されます。
デフォルト値:0
メールサーバから取得するメールの種別を次の表に示します。
表2-21 メールサーバから取得するメールの種別
| 項番 | 画面名またはポートレット名 | メールサーバから取得するメールの種別 | フィルタリングされるメールの対象 | ソートされるメールの対象 | 画面に表示されるメールの件数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | [受信メール一覧]画面([未読]チェックボックスをチェックしている場合) | 未読のメール | メールサーバから取得したメール | メールサーバから取得したメール | メールサーバから取得したメールの件数 |
| 2 | [受信メール一覧]画面([未読]チェックボックスをチェックしていない場合) | すべてのメール | メールサーバから取得したメール | メールサーバから取得したメール | メールサーバから取得したメールの件数 |
| 3 | [送信済みメール一覧]画面 | すべてのメール | メールサーバから取得したメール | メールサーバから取得したメール | メールサーバから取得したメールの件数 |
| 4 | [新着情報]ポートレット | 未読のメール | − | − | メールサーバから取得したメールの件数 |
宛先台帳に宛先を登録する際に,宛先がE-mailアドレスなのか,またはニックネームなのかということを判別する方法を指定します。「format」または「groupmax」を指定してください。
この設定は省略できません。
デフォルト値:format
メールの送信時にアクセス権を設定する個人フォルダのファイルの配布URLの最大値を指定します。値は0〜10の間で指定してください。
メール送信時にアクセス権を設定する場合は,「0」以外の値を指定してください。「0」を指定すると,アクセス権は設定されません。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「0」が設定されます。
デフォルト値:0
ファイルが添付されているメールが送信された場合に,[送信の確認]画面にメッセージを表示させるかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
なお,[送信の確認]画面に表示されるメッセージは,システム管理者が作成します。メッセージの作成方法の詳細は,「3.3 ファイルが添付されたメールが送信された場合にメッセージを表示させる機能の設定」を参照してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
兼任機能を使用している場合に,兼任ユーザの宛先から主体ユーザのE-mailアドレスを取得するかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
主体ユーザのE-mailアドレスを取得する設定の場合,兼任ユーザにファイル共有のファイルのアクセス権を設定すると,主体ユーザにアクセス権が設定されます。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
次の画面の[アクション▼]メニューを選択したときに,[宛先をクリップボードへコピー]メニューを表示するかどうかを指定します。
「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「On」が設定されます。
デフォルト値:On
メール作成時にファイルの添付方法を選択できるようにするかどうかを指定します。
「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
配布URLを挿入するために,ファイルをファイル共有に登録する際に,エラーが発生して登録できなかった場合に,ファイルをそのままメールに添付するかどうかを指定します。「attach」または「cancel」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「cancel」が設定されます。
デフォルト値:cancel
ファイル共有に登録されているファイルをそのままメールに添付しようとしたときに,警告メッセージを表示させるかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
メール本文に署名および配布URLを挿入したときの,挿入位置を変更できるようにするかどうかを指定します。挿入位置を変更できるようにすると,[設定]画面([全般]タブを選択している場合)に挿入位置を変更するためのラジオボタンが表示されます。「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
受信メール,および送信済みメールの一覧情報をキャッシュに保存するかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
一覧情報をキャッシュに保存すると,メールサーバに対して一覧情報の取得処理が実行されません。このため,キャッシュを保存しないときに比べて[受信メール一覧]画面,および[送信済みメール一覧]画面の次の動作が速くなります。ただし,メモリの所要量が増加します。
また,一覧情報をキャッシュに保存する場合と保存しない場合とでは,メールの一覧をソートしたときに,ソートキーの値が同じメールの並び順が異なることがあります。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「On」が設定されます。
インストール時の値:Off
デフォルト値:On
[受信メール一覧]画面,および[送信済みメール一覧]画面から,データベースへメールを保存できるようにするかどうかを指定します。「Single」,「Multiple」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
[受信メール一覧]画面,および[送信済みメール一覧]画面から,データベースへメールを移動できるようにするかどうかを指定します。「Single」,「Multiple」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
プレビュー画面,および別ウィンドウ表示画面での,添付ファイル名および添付ファイルのサイズの表示形式を指定します。
なお,プレビュー画面,および別ウィンドウ表示画面とは次に示す画面のことです。
「eachLine」または「oneLine」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「oneLine」が設定されます。
デフォルト値:oneLine
外部宛先を表示するとき,E-mailコメントとE-mailアドレスのどちらを優先して表示するかを指定します。「comment」または「email」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「comment」が設定されます。
デフォルト値:comment
定期的に新着メールの有無を確認できるようにするかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
定期的に新着メールの有無を確認する場合に,確認する間隔の最小値を分単位で指定します。値は5〜30の間で指定してください。
なお,hptl_clb_cml_checkNewMailに「Off」を指定している場合,hptl_clb_cml_checkIntervalMinに指定した値は無視されます。
hptl_clb_cml_checkNewMailの詳細は,「2.11.4(58) 定期的に新着メールの有無を確認できるようにするかどうかの指定(hptl_clb_cml_checkNewMail)」を参照してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「30」が設定されます。
デフォルト値:30
一つの宛先台帳に登録できるフォルダと宛先の合計の上限を指定します。値は100〜5,000の間で指定してください。
この設定は省略できません。
デフォルト値:1000
グループ宛先台帳を使用するかどうかを指定します。また,グループ宛先台帳を使用する場合は,グループ宛先台帳を作成できるユーザを指定します。次に示す値のどれかを指定してください。
この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「none」が設定されます。
デフォルト値:none
グループ宛先台帳を作成できるユーザを指定します。指定するユーザは256人までにすることをお勧めします。
グループ宛先台帳を作成できるユーザを指定するには,まずグループ宛先台帳を作成できるユーザのユーザIDを記載したテキスト形式のファイルを作成します。
ファイルを作成する際は,1行にユーザIDを一つだけ記述してください。
作成したファイルのフルパスをhptl_clb_cml_adbk_group_create_user_listの値に指定します。
hptl_clb_cml_adbk_group_access_setに「userlist」または「orguserlist」を設定した場合は,必ず指定してください。
この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
デフォルト値:空白行
グループ宛先台帳を作成できる組織を指定します。指定する組織は,256個までにすることをお勧めします。
グループ宛先台帳を作成できる組織を指定するには,まずグループ宛先台帳を作成できる組織の組織IDを記載したテキスト形式のファイルを作成します。
組織IDは,Collaboration - Directory Accessで指定したものを使用してください。組織IDの詳細は,マニュアル「Collaboration - Directory Access システム管理者ガイド」を参照してください。
ファイルを作成する際は,1行に組織IDを一つだけ記述してください。
作成したファイルのフルパスをhptl_clb_cml_adbk_group_create_org_listの値に指定します。
hptl_clb_cml_adbk_group_access_setに「orglist」または「orguserlist」を設定した場合は,必ず指定してください。
この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
デフォルト値:空白行
グループ宛先台帳の作成時に,グループ宛先台帳の所有者を変更できるかどうかを指定します。「true」または「false」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「true」が設定されます。
この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
デフォルト値:true
グループ宛先台帳の設定を変更する際に,グループ宛先台帳の所有者を変更できるかどうかを指定します。「true」または「false」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「false」が設定されます。
この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
デフォルト値:false
グループ宛先台帳の所有者が,所有しているグループ宛先台帳を削除できるかどうかを指定します。「true」または「false」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「true」が設定されます。
この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
デフォルト値:true
宛先台帳の宛先一覧をソートできるようにするかどうかを指定します。
宛先台帳の宛先一覧とは,次の領域に表示される宛先一覧のことです。
「true」または「false」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「false」が設定されます。
この設定は初期状態でコメントアウトされていますので,必ずコメント記号を削除し,必要に応じて指定値を変更してください。
デフォルト値:false
メールの振り分けルールを設定して,振り分けルールに合ったメールを[ファイル共有]ポートレットのフォルダに格納できるようにするかどうかを指定します。
「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
ナビゲーションビューに振り分けフォルダへのショートカットを表示できるようにするかどうかを指定します。
「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
デフォルト値:Off
All Rights Reserved. Copyright (C) 2004, 2015, Hitachi, Ltd.