COBOL2002 ユーザーズガイド

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付録B.3 Windows Vista以降のOSでの文字コードについての注意事項

Windows Vista以降のOSでは,JIS X0213の第3水準漢字,および第4水準漢字を含むUnicodeの文字をフォルダ名,ファイル名,プログラムへの入力文字列,および環境変数に指定できます。ただし,COBOL2002のコンポーネント(コンパイラ,実行時ライブラリ,開発ツール)やCOBOL2002またはCOBOL85で作成したプログラムで使用するフォルダやファイル名,環境変数,プログラムへの入力値として使用できる文字はシフトJISの範囲だけです。JIS X0213の第3水準漢字,および第4水準漢字を含むUnicodeの文字は使用できません。

なお,第3水準漢字,および第4水準漢字の文字を含んだフォルダやファイル名などを入力した場合,システムが第3水準漢字,および第4水準漢字の文字を”?”などに変換し,意図しない値になりますので,注意してください。