COBOL2002 ユーザーズガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

40.4.3 モジュール定義文とリンカオプションとの関係

次のモジュール定義文には,それぞれ等価のリンカオプションがあります。

NAME文

HEAPSIZE文

LIBRARY文

EXPORTS文

STACKSIZE文

VERSION文

これらのモジュール定義文と等価のリンカオプションを同時に指定した場合,リンカオプションの指定が優先します。また,モジュール定義文と等価のリンカオプションを共に省略した場合は,リンカオプションのデフォルト値が適用されます。

優先順位は次のような順番で適用されます。

  1. リンカオプションでの指定内容
  2. モジュール定義文での指定内容
  3. リンカオプションのデフォルト値