COBOL2002 ユーザーズガイド
リンカパスの切り替え機能は,COBOL2002コンパイラから呼び出すLINK.exe,RC.exe,およびMT.exeのパスを切り替える機能です。
この機能は,次の環境変数を使用して,環境変数に設定されたパス名でそれぞれのコマンドをCOBOL2002コンパイラから呼び出します。
なお,各環境変数の詳細は,「35.6.3 コンパイラ環境変数の詳細」の「(9) CBLLINKER」,「(11) CBLMANIFESTTOOL」,および「(14) CBLRESOURCECOMPILER」を参照してください。
これらの環境変数の設定がない場合,COBOL2002コンパイラはCOBOL2002のインストールフォルダ\bin\SDKの下のコマンドを絶対パス名で呼び出します。
環境変数CBLLINKER,環境変数CBLRESOURCECOMPILER,および環境変数CBLMANIFESTTOOLを設定した場合,-Detailsオプションを指定すると,COBOL2002コンパイラでリンクするとき,実行するコマンド名を以下の形式で出力します。
環境変数CBLRESOURCECOMPILERに設定されているパス名: 環境変数CBLLINKERに設定されているパス名: 環境変数CBLMANIFESTTOOLに設定されているパス名:
set CBLLINKER=C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\VC\bin\LINK.exe set CBLRESOURCECOMPILER=C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\bin\RC.exe set CBLMANIFESTTOOL=C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\bin\MT.exe
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