COBOL2002 ユーザーズガイド

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36.3 リポジトリ段落を指定したソースファイルのコンパイル方法

異なるソースファイルで定義されたクラス名,インタフェース名,利用者定義関数名をリポジトリ段落に指定したソースファイルをコンパイルする場合,それらの定義を含むソースファイルを先にコンパイルしておく必要があります。

リポジトリ段落で参照するクラス定義,インタフェース定義,または関数定義のような翻訳単位を含むソースファイルを先にコンパイルしておく必要があります。ただし,開発マネージャを使用しているときは,構成するソースファイルをすべてプロジェクトに指定しておけば,開発マネージャがコンパイルする順番を自動的に決定するため,翻訳単位の参照関係によってソースファイルのコンパイル順を意識する必要はありません。

翻訳単位別にソースファイルをコンパイルする方法を,次に示します。

<この節の構成>
36.3.1 リポジトリ段落でほかの翻訳単位を参照する場合のコンパイル
36.3.2 リポジトリファイルの単独生成
36.3.3 プログラム定義だけのコンパイル