COBOL2002 ユーザーズガイド

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31.4.1 数字項目のけた拡張機能で対象となる機能

数字項目のけた拡張機能に対応する機能を次に示します。

表31-3 数字項目のけた拡張機能に対応する機能

種類 機能名 けた拡張機能への対応
規格 基本機能
順編成ファイル
相対編成ファイル
索引編成ファイル ×
整列併合 ×
プログラム間連絡
組み込み関数 ※1
オブジェクト指向 ×
共通例外処理 ※2
再帰呼び出し
利用者定義関数 ×
局所場所節(LOCAL-STORAGE SECTION)
原始文操作
自由形式正書法
TYPEDEF句とSAME AS句
翻訳指令 ×
区分化
X/Open テキスト編成ファイル
ファイル共用(ファイルシェア)
コマンド行および環境変数へのアクセス ×
画面節(SCREEN SECTION)による画面操作 ×
C言語インタフェース ×
拡張機能 日本語 ×
ブール(ビット処理) ×
アドレス操作 ×
1バイト2進およびCOMP-X項目 ×
浮動小数点データ ×
ISAMによる索引編成ファイル機能の拡張(合成キー,逆順読み) ×
CSV編成ファイル ×
HiRDBによる索引編成ファイル
ラージファイル入出力
COBOL入出力サービスルーチン ×
バイトストリーム入出力サービスルーチン ×
画面節(WINDOW SECTION)による画面操作 ×
通信節による画面操作(XMAP3) ×
EURを使用した通信節による帳票出力機能 ×
COPY文の接頭辞/接尾辞
プリンタへのアクセス
ファイルのディスク書き込み保証
報告書作成機能 ×
MIOS7 COBOL85との互換機能
イベントログファイル出力機能
データコミュニケーション ×
データベース操作機能(ODBCインタフェース) ×
XDMによるデータベース操作シミュレーション機能 構造型データベース(XDM/SD)操作シミュレーション ×
リレーショナルデータベース(XDM/RD)操作シミュレーション
OLE2オートメーション機能 ×
マルチスレッド環境での実行
MSMQアクセス機能 ×
エンディアン切換え
Unicode機能
動的長基本項目機能
定数長拡張機能
Javaプログラム呼び出し機能
デバッグ機能 実行時デバッグ機能
テストデバッグ機能
カバレージ機能
連携機能 XML連携機能 ×
Cosminexus連携機能 ×

(凡例)
○:使用できる
×:使用できない

19〜38けたの数字項目および数字定数を指定できない個所や文については,マニュアル「COBOL2002 言語 拡張仕様編 21. 数字項目のけた拡張機能」を参照してください。

注※1
組み込み関数のADDR関数およびLENGTH関数の引数に,19〜38けたの数字項目,または数字編集項目を指定できます。

注※2
-MaxDigits38オプションを指定した場合,TURN指令に次の例外名は指定できません。
EC-SIZE,EC-SIZE-EXPONENTIATION,EC-SIZE-OVERFLOW,EC-SIZE-TRUNCATION,EC-SIZE-UNDERFLOW,EC-SIZE-ZERO-DIVIDE