COBOL2002 ユーザーズガイド

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31.1.1 概要

数字項目のけた拡張機能とは,数字項目(外部10進項目,内部10進項目),数字編集項目,および数字定数で扱えるけた数の上限を18けたから38けたに拡張するものです。これによって,38けたに拡張した数字項目,数字編集項目,および数字定数を,算術演算,転記,および比較条件で使用できます。なお,算術演算での中間結果を保持する領域は,30けたの固定小数点形式から40けたの10進浮動小数点形式となります。

数字項目のけた拡張機能で38けたの数字項目を定義したコーディング例を次に示します。

図31-1 38けたの数字項目を定義したコーディング例

[図データ]

数字項目のけた拡張機能を使用する場合の注意事項を次に示します。