COBOL2002 ユーザーズガイド

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30.5.3 CBLNCNVサービスルーチン

CBLNCNVサービスルーチンを呼び出すと,UTF-8で記述された半角文字からUTF-16で記述された全角文字への変換ができます。CBLNCNVサービスルーチンについては,「32.7.1 CBLNCNV」を参照してください。

<この項の構成>
(1) CBLNCNVサービスルーチンでの文字変換
(2) CBLNCNVサービスルーチンの戻り値

(1) CBLNCNVサービスルーチンでの文字変換

CBLNCNVサービスルーチンでの文字変換は,次の順序でします。

  1. UTF-8のコード範囲の半角文字をUTF-8の全角文字コードに変換します。
  2. 変換したUTF-8の全角文字コードを,実行時環境変数CBLUNIENDIANの指定に従いUTF-16LEまたはUTF-16BEに変換します。

(2) CBLNCNVサービスルーチンの戻り値

Unicode機能でのCBLNCNVサービスルーチンの戻り値について次に示します。