COBOL2002 ユーザーズガイド
ここでは,コンパイル,実行,およびデバッグでのUnicode機能の概要について説明します。
シフトJISで記述されたCOBOLソースプログラムを,-UniObjGenオプションを指定してコンパイルすることで,コード系がUnicodeのオブジェクトを生成します。これによって,Unicodeデータ同士の転記または比較ができます。コンパイルでのUnicode機能を次に示します。
図30-1 コンパイルでのUnicode機能
プログラム実行時に実行時環境変数CBLLANGにUNICODEが指定されている場合,コード系がUnicodeとみなして実行します。プログラム実行時のUnicode機能について次に示します。
図30-2 プログラム実行時のUnicode機能
テストデバッガでプログラムをデバッグすると,Unicodeデータに対して次の操作ができます。詳細は,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」を参照してください。
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