COBOL2002 ユーザーズガイド

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29.2.3 キューをオープンするCBLMQOPEN

メッセージを送受信するためにキューをオープンするには,CBLMQOPENサービスルーチンを呼び出します。

形式
CALL 'CBLMQOPEN' USING 引数1 引数2

引数
引数1には,「表29-2 MSMQアクセスサービスルーチンで使用するインタフェース領域」の名前を指定します。
引数2には,データパラメタ領域の名前を指定します。

インタフェース領域に設定する項目
  • アクセスモード
    メッセージを送信する場合(SENDモード)は2を,メッセージを受信する場合(RECEIVEモード)は1を指定します。
インタフェース領域の形式については,「表29-2 MSMQアクセスサービスルーチンで使用するインタフェース領域」を参照してください。

データパラメタ領域に設定する項目
オープンするキューのパス名を,次の形式で指定します。
記述形式 内容
01 データ名1. CALL文のUSINGで指定するデータパラメタ領域の名前
02 データ名2 PIC S9(9) USAGE COMP. キューのパス名のデータ長
02 データ名3 PIC X(256). キューのパス名

戻り値
0:サービスルーチンは正常に終了した。
-1:MSMQアクセスでエラーを検出した。
-2:MSMQアクセス以外でエラーを検出した。
また,インタフェース領域に次の項目が返されます。

規則
  • データパラメタ領域のデータ名2には,データ名3で指定したキューのパス名のデータ長を,バイト数で指定します。