COBOL2002 ユーザーズガイド

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29.2.1 キューを作成するCBLMQCREATE

キューを作成するには,CBLMQCREATEサービスルーチンを呼び出します。

形式
CALL 'CBLMQCREATE' USING 引数1 引数2

引数
引数1には,「表29-2 MSMQアクセスサービスルーチンで使用するインタフェース領域」の名前を指定します。
引数2には,データパラメタ領域の名前を指定します。

インタフェース領域に設定する項目
インタフェース領域中に設定する項目はありません。
インタフェース領域の形式については,「表29-2 MSMQアクセスサービスルーチンで使用するインタフェース領域」を参照してください。

データパラメタ領域に設定する項目
作成するキューのパス名,およびキューのラベルを指定するデータ項目を,次の形式で指定します。
記述形式 内容
01 データ名1. CALL文のUSINGで指定するデータパラメタ領域の名前
02 データ名2 PIC S9(9) USAGE COMP. キューのパス名のデータ長
02 データ名3 PIC X(256). キューのパス名
02 データ名4 PIC S9(9) USAGE COMP. キューのラベルのデータ長
02 データ名5 PIC X(256). キューのラベル

戻り値
0:サービスルーチンは正常に終了した。
-1:MSMQアクセスでエラーを検出した。
-2:MSMQアクセス以外でエラーを検出した。
また,インタフェース領域に次の項目が返されます。

規則
  • データパラメタ領域のデータ名2には,データ名3で指定したキューのパス名のデータ長を,バイト数で指定します。
  • データパラメタ領域のデータ名4には,データ名5で指定したキューのラベルのデータ長を,バイト数で指定します。