COBOL2002 ユーザーズガイド

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27.5.2 ccbl2002コマンドからのHTMLファイルの変換

ccbl2002コマンドにHTMLファイルを指定すると,HTMLファイルのCOBOLソースファイルへの変換,COBOLプログラムへのコンパイルが連携して実行されます。次にccbl2002コマンドでHTMLファイルをコンパイルする流れを示します。

図27-5 ccbl2002コマンドでHTMLファイルをコンパイルするときの流れ

[図データ]

規則
  • ccbl2002コマンドに指定されたファイルのうち,拡張子が.htm,および.htmlのファイルだけ,HTMLトランスレータの処理対象となります。
  • ccbl2002コマンドに指定されたコンパイラオプションは,HTMLトランスレータが生成したCOBOLソースファイルに対しても有効になります。
  • ccbl2002コマンドから連携してHTMLトランスレータが起動された場合,変換されたCOBOLソースファイルは,カレントフォルダに出力されます。

注意事項
ccbl2002コマンドにHTMLファイルと同名のCOBOLソースファイルを指定してはいけません。
例えば,「ccbl2002 -Lib,CUI CGIMAIN.cbl CGIMAIN.htm」と指定すると,CGIMAIN.htmがCOBOLソースファイルに変換され,CGIMAIN.cblに上書きされます。