COBOL2002 ユーザーズガイド

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27.3.1 CGIリストの概要

クライアントのWebブラウザでフォームタグに対して入力された情報は,Webサーバを経由してCGIプログラムに渡されます。これをフォーム情報といいます。フォーム情報は,データの「名前」とデータの「値」が対になっているデータ構造をしています。

CGIプログラム作成支援機能では,フォーム情報を解析し,COBOLで扱えるリスト構造体に格納できます。このリスト構造体のことをCGIリストと呼びます。次にCGIリストの構造を示します。

図27-4 CGIリストの構造

[図データ]

図中のポイント位置とは,COBOLプログラムがCGIリストにアクセスする時に,任意のデータを指定するために必要なポインタのことです。詳細は,「27.7 CGIプログラムの作成を支援するサービスルーチン」を参照してください。