COBOL2002 ユーザーズガイド

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22.8.1 例外が検出される文の詳細

例外が検出される手続き文および組み込み関数の詳細を,次に示します。なお,例外名の一覧については,「22.2.1 例外名」の「(2) 例外名の一覧」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 例外を検出する組み込み関数
(2) おのおのの例外が検出される文

(1) 例外を検出する組み込み関数

例外を検出する組み込み関数の一覧を,次に示します。

組み込み関数 EC-ARGUMENT
FUNCTION IMP
ACOS
ANNUITY
ASIN
ATAN
CHAR
COS
COUNT-CHAR
DATE-OF-INTEGER
DAY-OF-INTEGER
DISPLAY-OF
FACTORIAL
INTEGER-OF-DATE
INTEGER-OF-DAY
LENGTH-OF-SUBSTRING
LOG
LOG10
LOWER-CASE
MEDIAN
MOD
NATIONAL-OF
NUMVAL
NUMVAL-C
ORD
PRESENT-VALUE
RANDOM
REM
REVERSE
SIN
SQRT
SUBSTRING
TAN
UPPER-CASE

(凡例)
○:例外が検出される
−:例外が検出されない

上記の表に記述のない組み込み関数については,例外が検出されません。

(2) おのおのの例外が検出される文

おのおのの例外が検出される文について,次に示します。

EC-BOUND EC-PROGRAM
(利用者定義関数を指定可能な文)
ODO REF-MOD SUBSCRIPT
ACCEPT※1
ADD
CALL
CANCEL
COMPUTE
DISPLAY
DIVIDE
EVALUATE
EXIT
GOBACK
IF
INITIALIZE
INSPECT
INVOKE※2
MOVE
MULTIPLY
PERFORM
RAISE
READ
RELEASE
RETURN
SEARCH
SET
STRING
SUBTRACT
UNSTRING
WRITE

(凡例)
○:例外が検出される
−:例外が検出されない

注※1
画面節(WINDOW SECTION)の画面操作で使用する,FIRST FIELD指定の一意名については,例外が検出されません。

注※2
OLE2オートメーションインタフェース機能については,例外が検出されません。