COBOL2002 ユーザーズガイド

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16.2.1 送信先の設定方法

帳票データの送信先は,通信記述項でのSYMBOLIC TERMINAL句と環境変数の指定の有無で設定します。SYMBOLIC TERMINAL句と環境変数の指定と,送信先の関係について次に示します。

表16-1 SYMBOLIC TERMINAL句と環境変数の指定と,送信先の関係

SYMBOLIC TERMINAL句でのデータ名の指定 環境変数CBLEURPRNT_xxxの指定 環境変数CBLEURPRNTIDの指定 仮想端末名
あり 先頭1バイトが空白文字(X'20')の場合 あり あり 環境変数CBLEURPRNTIDで指定したプリンタ
なし COBOL EUR 連携ライブラリのライブラリ環境設定ファイルの値
なし あり 環境変数CBLEURPRNTIDで指定したプリンタ
なし COBOL EUR 連携ライブラリのライブラリ環境設定ファイルの値
先頭1バイトが空白文字(X'20')以外の場合 あり あり 環境変数CBLEURPRNT_xxxで指定したプリンタ
なし
なし あり SYMBOLIC TERMINAL句で指定したプリンタ
なし
なし あり あり 環境変数CBLEURPRNTIDで指定したプリンタ
なし COBOL EUR 連携ライブラリのライブラリ環境設定ファイルの値
なし あり 環境変数CBLEURPRNTIDで指定したプリンタ
なし COBOL EUR 連携ライブラリのライブラリ環境設定ファイルの値

注※
ライブラリ環境設定ファイルの値については,マニュアル「COBOL EUR 連携ガイド」を参照してください。