COBOL2002 ユーザーズガイド

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12.3.1 画面の種類と構成

画面節(WINDOW SECTION)では,主画面,ポップアップ画面,ユーザポップアップHELP画面,およびエラー表示画面の4種類の画面を使用します。これらの画面について説明します。

<この項の構成>
(1) 主画面
(2) ポップアップ画面
(3) ユーザポップアップHELP画面
(4) エラー表示画面

(1) 主画面

主画面は,画面の入出力で使用する主画面であり,タイトルバー,メニューバー,ステータスバー,ユーザ表示領域から構成されます。主画面の構成を次に示します。

[図データ]

ステータスバーには,SET文のBACK CURSOR KEY指定で割り当てたバックカーソルキー,およびHELP KEY句で割り当てたヘルプキーが,それぞれ表示されます。

メニューバーの[終了キー]をクリックすると,次のドロップダウンメニューが表示されます。これらをクリックすると,[Enter]キーや[F1]〜[F24]キーを押したのと同じ結果が得られます。

[図データ]

注1
[F13]〜[F24]キーは,[Ctrl]キーを押したまま[F1]〜[F12]キーを押すことを意味します。

注2
[F10]キーは通常システムキーとして割り当てられています。これをCOBOLプログラム中で使用するためには,ユーザキーとして割り当てる必要があります。割り当て方法については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」の実行支援を使った画面環境の設定の説明を参照してください。

また,メニューバーの[オプション]をクリックすると,[フォントサイズ変更]コマンドが表示されます。これをクリックすると,フォントの指定ダイアログボックスが表示されます。

このダイアログボックスでフォントのサイズ,フォント名を指定して[OK]ボタンを選ぶと,ユーザ表示領域に表示される文字のサイズやフォントを変更できます。デフォルトでは,次のフォントが指定されています。

注意事項
  • 日本語を表示できないフォントは,指定できません。
  • 実行支援で,システムで使用できないフォントや日本語を表示できないフォントが指定されている場合,デフォルトのフォントが使用されます。

(2) ポップアップ画面

ポップアップ画面は,ポップアップ入出力機能で使用する画面であり,タイトルバーとユーザ表示領域から構成されます。ユーザ表示領域のサイズはプログラム中で指定します。ポップアップ画面の構成を次に示します。

[図データ]

ポップアップ画面の詳細については,「12.3.5 ポップアップ画面入出力機能」を参照してください。

(3) ユーザポップアップHELP画面

ユーザポップアップHELP画面は,ユーザポップアップHELP機能で使用する画面であり,ユーザ表示領域だけから構成されます。ユーザ表示領域のサイズはプログラム中で指定します。ユーザポップアップHELP画面の構成を次に示します。

[図データ]

ユーザポップアップHELP画面の詳細については,「12.3.6 ユーザポップアップHELP機能」を参照してください。

(4) エラー表示画面

エラー表示画面は,誤ったデータを入力したときなどに自動的に表示される画面であり,エラー表示領域だけから構成されます。エラー表示画面の構成を次に示します。

[図データ]