COBOL2002 ユーザーズガイド
報告書ファイルを読んでレコードを入力するときの形式は,レコード形式と報告書記述項でCODE句を指定しているかどうかによって次のように異なります。
順編成固定長の形式では読めません。
順編成固定長で読むためには,利用者レコード長に制御コード分の2を加えた形式で読み込む必要があります。
ただし,-IgnoreLCCオプションの指定があるときは,先頭1バイトが出力されないため,レコード長に1を加えた形式で読み込みます。
IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. SAMPLE1. ENVIRONMENT DIVISION. INPUT-OUTPUT SECTION. FILE-CONTROL. SELECT FILE1 ASSIGN SYS001. DATA DIVISION. FILE SECTION. FD FILE1. 01 REC-1. 02 R-DATA1 PIC X(1). …1. 02 R-DATA2 PIC X(1) or PIC X(2). …2. 02 R-DATA3 PIC X(n). …3. 02 R-DATA4 PIC X(1). …4. WORKING-STORAGE SECTION. : PROCEDURE DIVISION. : OPEN INPUT FILE1. : READ FILE1. : CLOSE FILE1. STOP RUN.
可変長の場合,CODE句の指定があるかどうかに関係なく可変長ファイルとして作成されないため,順編成可変長では読めません。また,順編成固定長でも読めません。
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