COBOL2002 ユーザーズガイド
条件式の評価の流れを,幾つかの場合に分けて説明します。
条件式の文法規則については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編 4.7.4 条件式(Conditional expressions)」を参照してください。
条件がすべてANDで連結されている条件式の評価の流れを次に示します。
図5-1 条件1 AND 条件2 AND … 条件nの評価
この場合の条件式の例を次に示します。
IF A = 10 AND B = 20 AND C = 30 THEN DISPLAY '--- THEN ---' ELSE DISPLAY '--- ELSE ---' END-IF.
条件がすべてORで連結されている条件式の評価の流れを次に示します。
図5-2 条件1 OR 条件2 OR … 条件nの評価
この場合の条件式の例を次に示します。
IF A = 10 OR B = 20 OR C = 30 THEN DISPLAY '--- THEN ---' ELSE DISPLAY '--- ELSE ---' END-IF.
条件がORとANDで連結されている条件式の評価の流れを次に示します。
図5-3 条件1 OR 条件2 AND 条件3の評価
この場合の条件式の例を次に示します。
IF A = 10 OR B = 20 AND C = 30 THEN DISPLAY '--- THEN ---' ELSE DISPLAY '--- ELSE ---' END-IF.
条件が括弧で囲まれている条件式の評価の流れを次に示します。
図5-4 (条件1 OR NOT 条件2) AND 条件3 AND 条件4の評価
この場合の条件式の例を次に示します。
IF ( A = 10 OR NOT B = 20 ) AND C = 30 AND D = 40 THEN DISPLAY '--- THEN ---' ELSE DISPLAY '--- ELSE ---' END-IF.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2013, 2016, Hitachi, Ltd.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2002, 2011, Microsoft Corporation.