COBOL2002 ユーザーズガイド

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2.4 TYPEDEF句とSAME AS句

COBOLでは,レベル番号,データ項目の名前,PICTURE句やUSAGE句などのデータ属性を指定して,データ項目の構造や形式を表現します。

TYPEDEF句は,データ構造のひな型となるデータ型を定義します。TYPEDEF句を使用して定義したデータ型をTYPE句によって参照することで,同じ構造のデータ項目を定義できます。

SAME AS句は,あるデータ名の記述項が,別のデータ記述項の指定と同じことを表し,同じ構造のデータ項目を定義します。

TYPEDEF句,SAME AS句の言語仕様については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編 9.16.84 TYPEDEF句」および「COBOL2002 言語 標準仕様編 9.16.70 SAME AS句」を参照してください。

<この節の構成>
2.4.1 TYPEDEF句
2.4.2 SAME AS句