COBOL2002 言語 拡張仕様編

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21.11.17 SET文

この文は,64bit版PC(x64) COBOL2002,HP-UX(IPF64) COBOL2002およびAIX(64) COBOL2002上で記述できる。ただし,OLE2オートメーションインタフェース機能は64bit版PC(x64) COBOL2002だけで記述できる。

<この項の構成>
(1) 画面機能(WINDOW SECTION)
(2) ポインタ項目の参照
(3) OLE2オートメーションインタフェース機能

(1) 画面機能(WINDOW SECTION)

構文規則
書き方13の規則
一意名13に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目,および数字編集項目を指定してはならない。
書き方14の規則
整数3に,19〜38けたの整数を指定してはならない。

なお,画面節(WINDOW SECTION)による画面機能のSET文の詳細については,「13.5.8 SET文(WINDOW SECTION)」を参照のこと。

(2) ポインタ項目の参照

構文規則
  1. HP-UX(IPF64) COBOL2002の場合,ADDRESS OFの一意名に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定してはならない。
  2. 64bit版PC(x64) COBOL2002およびAIX(64) COBOL2002の場合,ADDRESS OFの一意名に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目および数字編集項目を指定してもよい。

ポインタ項目の参照の詳細については,「26.4.3 ポインタ項目の参照」を参照のこと。

(3) OLE2オートメーションインタフェース機能

構文規則
書き方1の構文規則
一意名14にPICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定してはならない。
書き方2の構文規則
  1. 一意名19にPICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目および数字編集項目を指定してはならない。
  2. 定数3に19〜38けたの数字定数を指定してはならない。

OLE2オートメーションインタフェース機能の詳細については,「18.3.2 SET文(OLE2オートメーションインタフェース機能)」を参照のこと。