COBOL2002 言語 拡張仕様編
- 機能
- 1バイトの2進項目を定義できる。
- 一般規則
- 1バイト2進機能は,-Bin1Byteオプション指定時だけ有効とする。
- 1バイト2進機能と2進項目のUSAGE句の規則を次に示す。
2進項目のUSAGE句 |
有効かどうか |
BINARY |
○ |
COMPUTATIONAL(COMP) |
○ |
COMPUTATIONAL-4(COMP-4) |
○ |
COMPUTATIONAL-5(COMP-5) |
○ |
COMPUTATIONAL-X(COMP-X) |
− |
(凡例)
○:-Bin1Byteオプションを指定したときは,1バイト2進機能が有効になる。
−:-Bin1Byteオプションの影響を受けない。
- -Bin1Byteオプションを指定したときのPICTURE句の'9'の数と割り当てられる記憶域の規則を次に示す。
PICTURE句の'9'の数 |
割り当てられる記憶域のバイト数 |
1〜 2 |
1 |
3〜 4 |
2 |
5〜 9 |
4 |
10〜18 |
8 |
- -Bin1Byteオプションを指定したときは,2進項目に対するSYNCHRONIZED句を無視する。
- SORT文とMERGE文のキーに1バイトの2進項目を指定してはならない。
- 索引ファイルの主レコードキー,副レコードキーおよび合成キーを構成するデータ項目に1バイトの2進項目を指定してはならない。
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