-H8Switchを指定すると，次の場合のMOVE文^※および比較条件の数字項目（または固定小数点数字定数）を英数字項目とみなして転記／比較する。

• MOVE文で，送り出し側作用対象が数字項目（または固定小数点数字定数）で，受け取り側作用対象が英数字項目（または英数字編集項目）の場合。
• 比較条件で，両辺の組み合わせが数字項目（または固定小数点数字定数）と英数字項目（または英数字編集項目，英字項目，英数字定数）の場合。
  -H8Switchオプションを指定しないと，上記の場合の数字項目（または固定小数点数字定数）を英数字項目とみなさずに転記／比較する。
  

  注※

  WRITE／REWRITE／RELEASE FROM文とACCEPT FROM DAY／DATE／TIME／DAY-OF-WEEK文にも適用される。

  （備考）

  -H8Switch指定なしが規格の仕様である。

【標準仕様との関連】

COBOL2002　言語　標準仕様編　10.8.1 ACCEPT文

COBOL2002　言語　標準仕様編　10.8.28 MOVE文

COBOL2002　言語　標準仕様編　10.8.35 RELEASE文

COBOL2002　言語　標準仕様編　10.8.39 REWRITE文

COBOL2002　言語　標準仕様編　10.8.55 WRITE文