COBOL2002 言語 拡張仕様編

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21.11.3 COMPUTE文(アドレス操作機能)

構文規則
書き方1の規則
  1. HP-UX(IPF64) COBOL2002およびLinux(x64) COBOL2002の場合,一意名2に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定してはならない。
  2. 64bit版PC(x64) COBOL2002の場合,一意名2に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目および数字編集項目を指定してもよい。
    注※
    PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字編集項目を定義できるのは,64bit版PC(x64) COBOL2002の場合だけである。
書き方2の規則
  1. 一意名4に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定してもよい。
  2. 定数2に,けた数が19〜38けたの数字定数を指定してもよい。

一般規則
書き方2の規則
  1. 一意名4にPICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定した場合,格納する値は8バイトの記憶域に2進形式で格納できる値を超えてはならない。
  2. 定数2にけた数が19〜38けたの数字定数を指定する場合,指定する値は8バイトの記憶域に2進形式で格納できる値を超えてはならない。

なお,アドレス操作機能のCOMPUTE文の詳細については,「15.4.2 COMPUTE文(アドレス操作機能)」を参照のこと。