COBOL2002 言語 拡張仕様編

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21.4.1 数字項類(数字項目のけた拡張機能)

【標準仕様との関連】
COBOL2002 言語 標準仕様編 4.4.2(5) 数字項類(Numeric category)
<この項の構成>
(1) 外部10進形式
(2) 内部10進形式

(1) 外部10進形式

外部10進形式に割り当てられる記憶域のサイズの算出方法は,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の場合でも,けた位置の個数が1〜18の場合と同様である。1バイトで数字1けたを表現し,SIGN句にSEPARATEを指定した場合は,演算符号を表す文字が数字列とは分離されて置かれる。外部10進形式に割り当てられる記憶域のサイズを次の表に示す。

表21-2 外部10進形式に割り当てられる記憶域のサイズ

演算符号 記憶域のサイズ(単位:バイト数)
符号付き SIGN句SEPARATE指定あり PICTURE句の'9'の個数 + 1
SIGN句SEPARATE指定なし PICTURE句の'9'の個数
符号なし PICTURE句の'9'の個数

【標準仕様との関連】
COBOL2002 言語 標準仕様編 4.4.2(5)(a) 外部10進形式

(2) 内部10進形式

内部10進形式に割り当てられる記憶域のサイズの算出方法は,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の場合でも同様である。内部10進形式に割り当てられる記憶域のサイズの算出方法を次に示す。

記憶域のサイズ = PICTURE句の'9'の個数 / 2 + 1

この算出方法で求める値の単位は,バイト数である。

【標準仕様との関連】
COBOL2002 言語 標準仕様編 4.4.2(5)(b) 内部10進形式