ここでは,テキストファイルと異なる規則だけを記述する。
- 形式
- 構文規則
- ORGANIZATION IS CSVが指定されたファイルのFD記述項には,DEPENDING ON指定のRECORD IS VARYING IN SIZE句を指定できない。
- LINAGE句は指定できない。
- ファイル記述項に従属するレコード記述は一つでなければならない。
- レコード記述項はDEPENDING ON指定のOCCURS句を含んでいてはならない。
- レコード記述に従属する基本項目は,ブール項目以外の用途が表示用の項目でなければならない。
- レコード記述項にCHARACTER TYPE句を含んでいてはならない。なお,UNIX COBOL2002では-XMAP,LinePrintオプション未指定時は,CHARACTER TYPE句は覚え書きとする。
- -NumCsvオプション指定時,レコード記述に従属する基本項目が数字編集項目の場合,その項目は数字入出力の対象にならない。英数字項目として処理される。
- 一般規則
- レコード記述にREDEFINES句を含んでいてもよいが,READ文・WRITE文では再定義した方は無視され,再定義された方の属性で処理される。
- 【テキストファイル機能との関連】
- 「2.3.1 ファイル記述項(テキストファイル機能)」
- 【標準仕様との関連】
- COBOL2002 言語 標準仕様編 9.3.4 ファイル記述項(file description entry)
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