COBOL2002 言語 拡張仕様編
- 形式
- 機能
- ディスプレイに対してメッセージを送信する。このときメッセージを受信しない。
- ディスプレイに対してメッセージを送受信する。このとき,送信されたメッセージに対する受信の完了を待たない。
- プリンタへメッセージを送信する。
- 構文規則
- 通信記述名1には,SEND文に対応する通信記述項の通信記述名を指定する。
- 一意名1には,送信メッセージ格納領域(出力論理マップ)を指定する。
- プリンタに対するSEND文では,NO REPLY指定をしてはならない。
- 一意名1には,次のデータ名は指定できない。
・指標データ項目
・アドレスデータ項目
・ブール項目
・オブジェクト参照データ項目
・オブジェクトプロパティ
・関数一意名
- 一意名1は,部分参照してはならない。
- 一般規則
- SEND文を実行する前に,通信記述項のMAP NAME句で指定したデータ名1のデータ項目に出力物理マップ名を設定しなければならない。
- ディスプレイに対するNO REPLY指定のあるSEND文を実行すると,メッセージが送信される。このとき,RECEIVE文によってメッセージを受信することはできない。
- ディスプレイに対するNO REPLY指定のないSEND文を実行すると,メッセージが送受信される。このとき,RECEIVE文を実行して,メッセージを受け取らなければならない。NO REPLY指定のないSEND文からRECEIVE文の間にディスプレイに対する送受信以外の文を実行できる。
- プリンタに対するSEND文を実行すると,メッセージが送信される。
- 送信メッセージ格納領域には,SEND文の実行前に論理データや制御データを設定しておかなければならない。
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