Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
このコマンドは,Address Server又は管理ツールで変更したユーザ情報(施設情報)をシステムグループ,ローカルグループに反映するコマンドです。マルチサーバ環境では,すべてのサーバで実行する必要があります。
ここでのシステムグループとは管理ツールで登録したグループを指します。ローカルグループとはクライアントで登録したグループを指します。Scheduler Client又はFacilities Manager Clientで登録したローカルグループを反映の対象とするためには,Scheduler Client又はFacilities Manager Clientの「環境設定」で「ユーザ情報の保存」を「サーバで保存」に設定する必要があります。
grpchg.exe EnvPath /d SchedulePath [/v] [/i] [/s | /l] [/f logname]
<インストールディレクトリ>\bin\grpchg.exe
0:正常終了
1:異常終了
grpchgコマンドが出力するメッセージの一覧を次の表に示します。なお,表中の「x」は,任意の名前です。
表11-4 grpchgコマンドが出力するメッセージ
| 項番 | 条件 | メッセージ |
|---|---|---|
| 1 | 異常終了 | エラーが発生しました,上記のファイルが不正です |
| 2 | 異常終了 | エラーが発生しました,上記のディレクトリが不正です |
| 3 | 組織ファイルがオープンできない | ファイルxxxxxがオープンできません |
| 4 | ユーザ情報の読み出しに失敗した | xxxxxからxxxxxの情報の読み出しに失敗しました |
| 5 | 引数/v又は/iを指定,かつ ユーザ情報に相違がある |
(相違点をメッセージで表示) |
| 6 | 引数/iを指定,かつユーザ情報に相違がある | 更新しますか?(Y/N) |
| 7 | システムグループファイルが見つからない | システムグループファイルxxxxxがみつかりません |
| 8 | システム(ローカル)グループファイルがオープンできない | ファイルxxxxxがオープンできません |
| 9 | システムグループのチェック&変換が完了した | システムグループのチェック&変換が完了しました |
| 10 | システムグループのチェックが完了した(引数/vを指定) | システムグループのチェックが完了しました |
| 11 | ローカルグループ(人)のチェック&変換が完了した | ローカルグループ(人)のチェック&変換が完了しました |
| 12 | ローカルグループ(人)のチェックが完了した(引数/vを指定) | ローカルグループ(人)のチェックが完了しました |
| 13 | ローカルグループ(施設)のチェック&変換が完了した | ローカルグループ(施設)のチェック&変換が完了しました |
| 14 | ローカルグループ(施設)のチェックが完了した(引数/vを指定) | ローカルグループ(施設)のチェックが完了しました |
| 15 | スケジュール格納ディレクトリが存在しない | スケジュール格納ディレクトリxxxxxが存在しません |
| 16 | IDINDX.idxが存在しない | IDINDX.idxが存在しません |
| 17 | 引数の指定が不正 | 引数の指定が不正です |
| 18 | 同じ引数を複数指定する | 同じ引数が複数指定されました |
| 19 | 入力したディレクトリ又はファイルのパスが不正 | エラーが発生しました,パスが不正です |
| 20 | IDINDX.idxがオープンできない | エラーが発生しました,IDINDX.idxが不正です |
| 21 | 指定したログファイルがオープンできない | ログファイルxxxxxがオープンできません |
| 22 | 正常終了 | 正常終了しました |
| 23 | 引数が不正 | (Usageを表示) |
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