Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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19.8 Mail Serverのマスタ管理サーバ間を接続する

Mail Server のマスタ管理サーバを接続する場合は,次の手順に従ってください。

  1. プロトコル情報の指定に合わせて,接続するマスタ管理サーバのservicesファイルに次のエントリをサービス名称「plam_tcp」に対する別名として登録し,ポート番号は同じものを指定します。
    • 「‘88 X.400 接続」を使用する場合は「X400_MAIL_88TCP」
    • 「‘84 X.400 接続」を使用する場合は「X400_MAIL」
  2. 接続するマスタ管理サーバで運転席を起動します。
  3. 運転席のファイルメニュー中の[DBメンテナンス]から[MTA情報]を選択し,X.400MHS運転席を起動します。
  4. X.400MHS運転席から接続元のマスタ管理サーバを選択し,[他X.400登録]ボタンを選択して,他X.400登録/詳細ダイアログボックスを表示します。
  5. プロトコル情報の「‘88 X.400接続」を選択し,接続先マスタ管理サーバのX.400情報を設定後,[了解]ボタンを選択します。
  6. 1〜5の手順を隣接するマスタ管理サーバ双方で実行します。

なお,「他X.400登録」によってMail Server のマスタ管理サーバ間を接続する場合,次のことに注意してください。

注意1
ポート番号はサービス名称「plam_tcp」で設定した値(デフォルトは7800)と同じものを指定してください。

注意2
プロトコルは「TCP/IP接続情報」を選択してください。プロトコル情報に「‘84 X.400接続」を選択した場合,プロトコルの差異により,そのサーバ上のユーザに対するメールでは「受信者再指定禁止」機能は動作しません。