Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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機能説明

このコマンドは,指定したユーザの受信メールと送信メールを,それぞれ -k引数に指定した数を残して,古いメールから削除します。

注意
  • 回覧メールは削除されません。
  • 未読の受信メールも削除されますが,未読削除通知は行われません。
  • 配信日時指定の送信メールも削除されますが,配信取り消しは行われないため,指定日時にメールは宛先に届きます。
  • [Ctrl]+[Break]によるコマンドの中断はできません。
  • mldmailコマンドの実行中に[Ctrl]+[C]を押下すると,mldmailコマンドは安全に停止するための後処理を行ってから停止します。後処理には数分かかることがありますので,完全に停止するのを待ってください。
  • mldmailコマンド実行時は,サーバ負荷が高くなります。
    (シングルプロセス/シングルスレッドで動作するため一つのCPUだけが高負荷となります)このため,サーバ負荷の少ない時間帯に実行することを推奨します。
  • メールを大量に削除した場合は,データベースの断片化によりパフォーマンスが劣化することがありますので,速やかにデータベースの再編成を実施してください。データベースの再編成の詳細はマニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。
  • 自動削除デーモン等によるメール削除中はmldmailコマンドを実行しないでください。