Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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14.9 蓄積されたメールの削除

システム管理者は,運転席から各ユーザのメールボックスを参照し,メールを手動で削除できます。ここでは,運転席で各ユーザのメールを削除する方法について説明します。

メールは,未読,既読に関係なく,削除できます。未読のメールを削除した場合,メールの送信者に「受信不能」が通知されます。

注意
システム管理者は,ユーザ自身が定期的にメールを削除するように指導してください。
本操作を行う前に次の条件を満たしているかどうかを確認してください。
・マスタ管理サーバのMail Serverが起動中である。
・メールを削除する対象ユーザのホームサーバのMail Serverが起動中である。

まず,ユーザ台帳ダイアログボックスで,どのメールボックスのメールを削除するのかを指定します。次に,メールボックス管理ダイアログボックスを表示します。操作手順は次のとおりです。

  1. システム管理ウィンドウの[ファイル(F)]から[電文処理(E)]を選択します。
  2. [電文処理(E)]から[メールボックス(M)]を選択します。
    ユーザ台帳ダイアログボックスが開きます。
  3. メール属性付きのユーザ,または組織を選択します。
  4. [選択]ボタンを選択します。
    メールボックス管理ダイアログボックスが開きます。ただし,サーバが停止中の場合は開きません。

    [図データ]

ID
ユーザID,または組織IDが表示されます。

日本語名
ユーザ名,または組織名が表示されます。

種別
あらかじめ,送信メールボックスが選択されています。[↓]ボタンで,送信メールボックスから受信メールボックス,及び保留メールボックスへの切り換えができます。選択したメールボックス内のメールが一覧表示されます。

メール一覧表示
宛先または送信者,日時,主題,及び種類が表示されます。メールの種類には,「親展」「重要」「至急」「返信要求有り」の四つがあります。それぞれ「親」「重」「急」「返」で表示されます。

[削除]ボタン
指定したメールを削除します。

[転送]ボタン
メールの転送ダイアログボックスが開きます。転送先のニックネームを入力し,選択したメールを転送します。転送したメールの属性は,転送元のメールの属性に関わらず,「至急」,「親展属性なし」,「受信通知なし」となります。

[全選択]ボタン
メール一覧に表示されているすべてのメールを選択します。

[↑]ボタン
表示されているメールから,前50件のメールを表示します。

[↓]ボタン
表示されているメールから,後ろ50件のメールを表示します。

[閉じる]ボタン
ダイアログボックスを閉じます。

次の順番でメールを削除します。

  1. 削除したいメールまたは[全選択]ボタンを指定します。
  2. [削除]ボタンを選択します。
    「指定されたメールを削除してよろしいですか。」というメッセージが表示されます。
  3. [了解]ボタンを選択します。
    指定したメールが削除されます。