環境を構築するNTFSのログファイルサイズを128MB以上に設定してください。変更するログファイルサイズは，Groupmax製品をインストールしているドライブ，及びキャッシュやジャーナルなどの格納ドライブやパス名が指定できる機能で別ドライブを指定している場合には，そのドライブも変更してください。

ログサイズを変更しない場合には次のような現象が発生する場合があります。

• 受信したばかりのメールをクライアントで開くとエラーになる。
• SAVE_MBコマンドでメールボックスの保存に失敗することがある。

マスタ管理サーバ及びメールサーバで，次の手順でログファイルサイズを128MBより大きくしてください。

1. 次のコマンドを実行して，ログファイルのサイズを確認してください。
   （例）chkdsk ドライブ名: /L
   
2. 次のコマンドを実行して，ログファイルのサイズを変更してください。/Lオプションの後に変更後のログファイルサイズをKB単位で指定します。ファイルサイズを大きくする場合には64MB単位で変更してください。ログファイルのサイズ変更前に，すべてのアプリケーション及びサービスを停止してください。ログファイルのサイズ変更後はOSを再起動してください。次の実行例はログファイルを128MBに変更するオプション指定の例です。
   （例）chkdsk ドライブ名: /L:131072
   
3. OSを再起動します。