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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


10.1 解析情報の上限値

COBOLソース解析に登録できるCOBOLソースファイルの最大数,プログラム名の長さなど,COBOLソース解析を使用するときの上限値について説明します。

表10‒1 COBOLソース解析を使用するときの上限値

項番

対象

上限値

1

登録できるCOBOLソースファイルの数

99,999個

2

[COBOLソース解析−ステップ1/3]画面の[追加]ボタンで1度に登録できるCOBOLソースファイルの数

数百個程度

1度に登録できるCOBOLソースファイルの数は,フォルダ名およびファイル名の長さに依存します。次の計算式で計算できます。

(10000−フォルダ名の長さ)/(すべてのファイル名の長さの平均値+3)

  • 長さの単位はバイトです。

  • フォルダ名は先頭のドライブ名を含みます。

(例1)

次の場合,473個のCOBOLソースファイルを1度に登録できます。

フォルダ名の長さ=52バイト

ファイル名の長さ=18バイト

(例2)

次の場合,908個のCOBOLソースファイルを1度に登録できます。

フォルダ名の長さ=6バイト

ファイル名の長さ=8バイト

3

登録できるソースファイル名の長さ

Windowsで作成できるパス名長(259バイト)

4

[解析オプション設定]画面で指定できる登録集原文フォルダのパス名長

Windowsで作成できるパス名長(259バイト)

5

[解析オプション設定]画面で指定できる登録集原文フォルダの数

次のどちらかで計算できます。

  • 環境変数CBLLIBに追加で設定して渡せる長さ(セミコロンで区切り,合計2,048文字)

  • (32000+1)/Σ(登録集原文フォルダ名のバイト数+1) 切り下げ

6

PROCEDURE USINGまたはCALL文の引数の個数

(320)/Σ(引数の名前のバイト数+1)切り下げ

7

プログラム名の長さ

31文字(先頭の31文字だけ採用)

定数指定の場合は160バイト

8

プログラムコメント行の文字列の長さ

65バイト

9

節名の長さ

31文字

10

節コメント行の文字列の長さ

65バイト

11

COPY文またはINCLUDE文の入れ子

20階層の入れ子

12

プログラム階層図(HTMLファイル)の階層

10階層

13

セクション階層図(HTMLファイル)の階層

10階層

14

[生成オプション設定]画面で指定できる出力先フォルダのパス名の長さ

167文字

15

1つのCOBOLソースファイル内の,次に示す項目の個数

  • プログラム

  • DIVISION

  • SECTION(DUMMY_SEC_1も含む)

  • SELECT

  • ファイルアクセスの文(OPEN,READ,WRITE,CLOSE)

  • 使用するCOPY文(未登録COPY文も含む)

  • 参照するCOPY文

  • PERFORM文(節呼び出し)

  • CALL文

  • デッドコード候補

  • 表名

32,767個

1つのCOBOLソースファイル内での,それぞれの項目の定義個数

16

重複プログラムの数

999個

17

プロジェクトの数

1,000個

18

重複する登録集原文名の数

99個

19

重複するCOBOLソースファイル名の数

99個