1.2.1　プログラム開発フェーズとCOBOL2002 Developer Professionalとの関係

COBOL2002 Developer Professionalの機能は，システム開発の次のフェーズで活用できます。

プログラム解析のフェーズ

COBOLソース解析で，プログラムの構造を解析し「見える化」できます。プログラムで使用している分岐条件の数など，複雑な処理がどのくらいあるかがわかるので，修正に必要な作業量の見積もりにも活用できます。

プログラム修正のフェーズ

データ影響波及分析で，プログラムのデータ項目を修正する場合，どのプログラムに影響が波及するかがわかります。データ項目に対する修正で影響がある文を追跡して，処理の修正が必要かどうかを調査できます。

プログラムテストのフェーズ

単体テスト支援で，COBOLソースファイルのテストケースとテスト結果をGUIで管理できます。複数のテストケースを設定し，プログラムを修正するたびに繰り返してテストを実行できるので，統合テスト前の単体テストの効率を向上できます。

[図データ]