Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


3.4.35 LXRPID62 (年度(和暦)過去チェック)

システム日付と比較し,過去の年度かどうかをチェックする「LXRPID62(年度(和暦)過去チェック)」の変更点は,次のとおりです。

次に「LXRPID62(年度(和暦)過去チェック)」のインタフェースおよび処理基準の変更点を示します。なお,ここでは,変更になる個所だけを示します。

〈この項の構成〉

(1) インタフェースの変更点

入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

(変更前)

(変更後)

03

I-NNDWA

X(3)

年度(和暦)

年度(和暦)

I

形式:NYY

形式:NYY

 N:年号

 N:年号

 YY:年

 YY:年

年号:

年号:

(1:明治,2:大正,3:昭和,4:平成)or

(1:明治,2:大正,3:昭和,4:平成,5:和元)or

(M:明治,T:大正,S:昭和,H:平成)

(M:明治,T:大正,S:昭和,H:平成,W和元

(2) 処理基準の変更点

(変更前)

(変更後)

入力年度のチェックを(年度(和暦)チェック:LXRPID60)を用いて下表の順で行う(項番1〜7)。

入力年度のチェックを(年度(和暦)チェック:LXRPID60)を用いて下表の順で行う(項番1〜8)。

システム日付を取得し,次の処理を行う。

  • システム日付の月が'1','2','3'の場合,システム日付の年から1 を減じ,入力年度と比較する。比較の結果,入力年度(和暦)がシステム日付よりも過去ではない場合はリターンコードに'LXRED003'を返す(項番8)。

  • システム日付の月が'1','2','3'以外の場合,システム日付の年を入力年度と比較する。比較の結果,入力年度(和暦)がシステム日付よりも過去ではない場合はリターンコードに'LXRED003'を返す(項番8)。

システム日付を取得し,次の処理を行う。

  • システム日付の月が'1','2','3'の場合,システム日付の年から1 を減じ,入力年度と比較する。比較の結果,入力年度(和暦)がシステム日付よりも過去ではない場合はリターンコードに'LXRED003'を返す(項番9)。

  • システム日付の月が'1','2','3'以外の場合,システム日付の年を入力年度と比較する。比較の結果,入力年度(和暦)がシステム日付よりも過去ではない場合はリターンコードに'LXRED003'を返す(項番9)。

(変更前)

(変更後)

No.

チェック

リターンコード

No.

チェック

リターンコード

2

年号=1,2,3,4,M,T,S,H

LXRED002

2

年号=1,2,3,4,5,M,T,S,H,W

LXRED002

7

平成:元年1月8日〜

LXRED010

7

平成:元年1月8日〜31年4月30日

LXRED010

8

和元:元年5月1日〜

LXRED041

8

入力年度<=システム日付(年)

LXRED003

9

入力年度<=システム日付(年)

LXRED003

(凡例)

−:該当する内容はありません。

注※

和元」は,99年12月31日に該当する日までの範囲となります。

さらに改元が起きた場合,「和元」の終了年月日は,最新年号の開始年月日の前日となり,最新年号の範囲は,99年12月31日に該当する日までとなります。