3.4.28 LXRPID51 (年月(和暦)過去チェック)
システム日付と比較し,過去の日付かどうかをチェックする「LXRPID51(年月(和暦)過去チェック)」の変更点は,次のとおりです。
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新年号の開始日が規定されることによって,改元前の年号の終了日が決まり,改元前の年号の和暦年月範囲チェックが変更になります。
例えば,「和元」の開始日が規定されることによって,「平成」の終了日が決まるため,「平成」の和暦年月範囲チェックが変更になります。「平成」の和暦年月範囲エラー時は,リターンコードに'LXRED010'を設定します。なお,改元前は,リターンコードに'LXRED010'が設定されることはありません。
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「明治」〜「平成」の和暦年月範囲チェックに加え,「和元」の和暦年月範囲チェックが追加になります。「和元」の和暦年月範囲エラー時は,リターンコードに'LXRED041'を設定します。
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年号コードが想定外の値のときは,リターンコードに'LXRED002'を設定しますが,最新年の年号コードを仮定してチェックを続行します。
例えば,新年号情報を追加していない場合,「平成」に相当する年号コード('4'または'H')を仮定してチェックを続行しますが,新年号情報を追加した場合,「和元」に相当する年号コード('5'または'W')を仮定してチェックを続行します。
次に「LXRPID51(年月(和暦)過去チェック)」のインタフェースおよび処理基準の変更点を示します。なお,ここでは,変更になる個所だけを示します。
- 〈この項の構成〉
(1) インタフェースの変更点
入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C) |
|||||
---|---|---|---|---|---|
レベル |
項目名 |
属性 |
説明および設定値 |
区分 |
|
(変更前) |
(変更後) |
||||
05 |
I-NNG |
X(1) |
年号 |
年号 |
I |
(1:明治,2:大正,3:昭和,4:平成)or |
(1:明治,2:大正,3:昭和,4:平成,5:和元)or |
||||
(M:明治,T:大正,S:昭和,H:平成) |
(M:明治,T:大正,S:昭和,H:平成,W:和元) |
(2) 処理基準の変更点
(変更前) |
(変更後) |
---|---|
(年月変換(和暦→西暦):LXRPID58)を用いて,西暦年月に変換する。
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(年月変換(和暦→西暦):LXRPID58)を用いて,西暦年月に変換する。
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(変更前) |
(変更後) |
||||
---|---|---|---|---|---|
No. |
チェック |
リターンコード |
No. |
チェック |
リターンコード |
2 |
年号=1,2,3,4,M,T,S,H |
LXRED002 |
2 |
年号=1,2,3,4,5,M,T,S,H,W |
LXRED002 |
− |
− |
− |
8 |
平成:元年1月〜31年4月 |
LXRED010 |
− |
− |
− |
9 |
和元:元年5月〜※ |
LXRED041 |
8 |
年月<=システム日付 |
LXRED003 |
10 |
年月<=システム日付 |
LXRED003 |