Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


LXRPIE20 時間編集

サブルーチンID

機能分類

サブルーチン名

テーブル名

LXRPIE20

時間処理

時間編集

LXRCIE20

〈このページの構成〉

インタフェース

入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

I-TYP

X(1)

タイプ

OT

03

I-HRS

9(8)

入力時間

I

形式:hhhhmmss

 hhhh:時

 mm:分

 ss:秒

03

I-FORMAT

X(100)

フォーマット

C

出力(区分:OUTPUT-PARM=O,RTN-CODE=R)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

O-HRS

X(100)

出力時間

O

03

O-RTN-CD

X(10)

リターンコード

R

SPACE:正常終了

LXREE005:時間が数値でない

処理基準

  1. I-FORMATに対して次の仕様で置換処理を行う。

    No.

    置換規則

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    7

    8

    9

    10

    11

    12

    13

    14

    15

    16

    HHHH

    ZZZZ

    HHHH

    ZZZH

    HH

    ZH

    HH

    ZH

    MN

    ZN

    MN

    ZN

    SS

    ZS

    SS

    ZS

    「時」を全角変換

    「時」をZZZ9編集,全角変換

    「時」

    「時」をZ9編集

    「時」下2桁を全角変換

    「時」下2桁をZ9編集,全角変換

    「時」下2桁

    「時」下2桁をZ9編集

    「分」を全角変換

    「分」をZ9編集,全角変換

    「分」

    「分」をZ9編集

    「秒」を全角変換

    「秒」をZ9編集,全角変換

    「秒」

    「秒」をZ9編集

  2. VOS3版では,編集された文字列に対して次の処理を行う。

    2.1 I-TYPが'N'で文字列の先頭が機能キャラクタ(X'0A42')の場合,これを削除する。

    2.2 I-TYPが'N'で文字列の先頭が機能キャラクタ(X'0A42')ではない場合,先頭に機能キャラクタ

      (X'0A41)を付加する。

    2.3 I-TYPが'N'で文字列の最後の文字が機能キャラクタ(X'0A41')の場合,これを削除する。

例1

 I-HRS   :01234500
 I-TYP   :'X'
 I-FORMAT:'「ZZZH:MN:SS」'
 ↓
 O-HRS   :'「 123:45:00」'
 O-RTN-CD:SPACE

例2

 I-HRS   :00010101
 I-TYP   :'N'
 I-FORMAT:'HHHH:MN:SS'
 ↓
 O-HRS   :'」0001:01:01
 O-RTN-CD:SPACE
 
 注:例はVOS3版の場合で,
   '「'はX'0A42',
   '」'はX'0A41'を表す。

注意事項

  1. (時間チェック:LXRPIE16)によって,入力時間の妥当性をチェックし,リターンコードをそのままこのサブルーチンのリターンコードとする。エラーのときはフォーマットをそのまま出力時間に転記する。

  2. このサブルーチンから(半角→全角変換:LXRPIC01),(時間チェック:LXRPIE16)を呼び出す。

  3. 2.3で,「文字列の最後の文字」とはその文字より後方にスペースしか存在していない文字を指す。