Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


LXRPIE17 時間(秒)→時間変換編集

サブルーチンID

機能分類

サブルーチン名

テーブル名

LXRPIE17

時間処理

時間(秒)→時間変換編集

LXRCIE17

〈このページの構成〉

インタフェース

入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

I-TYP

X(1)

タイプ

OT

03

I-SEC

P(9)

入力時間(秒)

I

03

I-FORMAT

X(100)

フォーマット

C

出力(区分:OUTPUT-PARM=O,RTN-CODE=R)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

O-HRS

X(100)

出力時間

O

03

O-RTN-CD

X(10)

リターンコード

R

処理基準

  1. 次の順でチェックを行い,エラーの場合は該当するリターンコードを返す。

    No.

    チェック

    リターンコード

    1

    2

    3

    時間(秒)が数字だけである

    時間(秒)>=0

    時間(秒)<36000000

    LXREE005

    LXREE007

    LXREE006

  2. 上表項番1のチェックでエラーでなければ時間(秒)を時間に変換する。

  3. 上表項番2と3のチェックで,エラーであっても,変換を行う(注意事項参照)。

  4. (時間編集:LXRPIE20)を用いて編集処理を行う。

    4.1 置換処理

    No.

    置換規則

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    7

    8

    9

    10

    11

    12

    13

    14

    15

    16

    HHHH

    ZZZZ

    HHHH

    ZZZH

    HH

    ZH

    HH

    ZH

    MN

    ZN

    MN

    ZN

    SS

    ZS

    SS

    ZS

    「時」を全角変換

    「時」をZZZ9編集,全角変換

    「時」

    「時」をZ9編集

    「時」下2桁を全角変換

    「時」下2桁をZ9編集,全角変換

    「時」下2桁

    「時」下2桁をZ9編集

    「分」を全角変換

    「分」をZ9編集,全角変換

    「分」

    「分」をZ9編集

    「秒」を全角変換

    「秒」をZ9編集,全角変換

    「秒」

    「秒」をZ9編集

    4.2 機能キャラクタ処理

      (LXRPIE20参照)

例1

 I-SEC   :000003661
 I-TYP   :'N'
 I-FORMAT:'「HHHH:MN:SS」'
 ↓
 O-HRS   :'0001:01:01'
 O-RTN-CD:SPACE

例2

 I-SEC   :-035999999
 I-TYP   :'N'
 I-FORMAT:'「HHHH:MN:SS」'
 ↓
 O-HRS   :'9999:59:59'
 O-RTN-CD:'LXREE007'

例3

 I-SEC   :036003661
 I-TYP   :'N'
 I-FORMAT:'「ZZZH:ZN:ZS」'
 ↓
 O-HRS   :'△△△1:△1:△1'
 O-RTN-CD:'LXREE006'

注意事項

  1. 上表チェック項番2によってエラーと判定されると,入力データが正の数であるとして変換を行い,リターンコードに'LXREE007'を送る。

  2. 上表チェック項番3によってエラーと判定されると,リターンコードに'LXREE006'を送った後に変換を行うが,その際桁あふれを生じる。

  3. このサブルーチンから(時間(秒)→時間変換:LXRPIE19),(時間編集:LXRPIE20)を呼ぶ。