Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


LXRPIB11 不当漢字コード置換

サブルーチンID

機能分類

サブルーチン名

テーブル名

LXRPIB11

漢字処理

不当漢字コード置換

LXRCIB11

〈このページの構成〉

インタフェース

入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

I-LENG

P(3)

長さ

OL

03

I-STR-KJ

N(100)

文字列(漢字)

I

03

I-CHAR-KJ

N(1)

文字(漢字)

C

出力(区分:OUTPUT-PARM=O,RTN-CODE=R)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

O-STR-KJ

N(100)

出力文字列(漢字)

O

03

O-RTN-CD

X(10)

リターンコード

R

SPACE:正常終了

LXREB005:NUMERICエラー

LXREB004:入力長が範囲外

処理基準

  1. 長さのNUMERICチェックと範囲チェックを行う。

    1.1 リターンコードがスペースの時,一文字ずつ漢字データを(漢字コードチェック:LXRPIB01)を

      使ってチェックしリターンコードが'LXREB001'のとき置換する漢字を出力する。

例1

 I-STR-KJ :X'A0A1A2A3'
 I-LENG   :2
 I-CHAR-KJ:X'A1A1'
 ↓
 O-STR-KJ :X'A1A1A2A3'
 O-RTN-CD :SPACE
 (この例はVOS3版の例です)

注意事項

  1. I-LENGに数字以外が入力された時は,リターンコードに'LXREB005'を返す。出力文字列にはスペースを返す。

  2. 1≦I-LENG≦100以外はエラーとし,出力文字列にスペースをリターンコードに'LXREB004' を返す。

  3. 置換の範囲はI-LENGで指定した長さの範囲だけとする。

  4. このサブルーチンから(漢字コードチェック:LXRPIB01)を呼び出す。

  5. 入力文字列中のスペースは,正常データとして処理する。

  6. Unicode対応版では,サロゲートペアで表現される文字は1ペア2文字で指定する。