Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


LXRPIB10 漢字交互挿入

サブルーチンID

機能分類

サブルーチン名

テーブル名

LXRPIB10

漢字処理

漢字交互挿入

LXRCIB10

〈このページの構成〉

インタフェース

入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

I-1ST-LENG

P(3)

第一文字列長

IL

03

I-1ST-STR

N(100)

第一文字列

I

03

I-2ND-LENG

P(3)

第二文字列長

IL

03

I-2ND-STR

N(100)

第二文字列

I

出力(区分:OUTPUT-PARM=O,RTN-CODE=R)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

O-STR

N(100)

文字列(漢字)

O

03

O-RTN-CD

X(10)

リターンコード

R

SPACE:正常終了

LXREB005:NUMERICエラー

LXREB004:入力長が範囲外

LXREB001:漢字コード範囲外

LXREB003:入力文字列がスペース

LXREB002:切り捨てが発生した

処理基準

  1. I-1ST-STRを(文字コードチェック(漢字):LXRPIB01)を呼びチェックする。

    1.1 リターンコードがスペースの時,I-1ST-LENGのNUMERICチェックを行い,I-2ND-STRと

      I-2ND-LENGに対しても同じ処理を行う。

    1.2 リターンコードがスペースでない時(漢字コードチェック:LXRPIB01)のリターンコードを返す。

  2. 入力データがすべて正常だった場合,入力漢字データ1のスペースエリアに入力漢字データ2がスペースになるまで順次セットし編集する。

    2.1 出力する時に切捨てが発生した時と,入力漢字データの長さが入力漢字データ数より短かった場合

      は,エラーコードに'LXREB002'を返し,出力は編集結果文字列をそのまま返す。

例1

 I-1ST-LENG:8
 I-1ST-STR :'世帯主△長男△子'
 I-2ND-LENG:3
 I-2ND-STR :'の△の'
 ↓
 O-STR     :'世帯主の長男の子'
 O-RTN-CD  :SPACE

注意事項

  1. 第一文字列長と第二文字列長が,1≦I-1ST-LENG,I-2ND-LENG≦100の範囲外だった時リターンコードに'LXREB004'を返す。

  2. NUMERICエラーが起こった時は,リターンコードに'LXREB005'を返す。

  3. このサブルーチンから(漢字データ有効桁数算出:LXRPIB01)と(全角空白→半角空白置換:LXRPIB07)を呼び出す。

  4. Unicode対応版では,サロゲートペアで表現される文字は1ペア2文字で指定する。