Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


LXRPIA07 文字列右詰め

サブルーチンID

機能分類

サブルーチン名

テーブル名

LXRPIA07

文字列処理

文字列右詰め

LXRCIA07

〈このページの構成〉

インタフェース

入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

I-LENG

P(3)

長さ

OL

03

I-STR

X(200)

文字列

I

出力(区分:OUTPUT-PARM=O,RTN-CODE=R)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

O-STR

X(200)

文字列

O

03

O-RTN-CD

X(10)

リターンコード

R

SPACE:正常終了

LXREA024:NUMERICエラー

LXREA020:入力長が範囲外

LXREA008:入力文字列がスペース

LXREA018:切り捨てが発生した

処理基準

  1. 入力文字列を右に詰める。

    1.1 (文字列有効桁数算出:LXRPIA09)によって,入力文字列の最右文字位置を求める。

    1.2 入力文字列の最左文字位置(半角空白以外の最初の文字の位置)を求める。

    1.3 入力文字列の最右文字位置から最左文字位置までの文字を,出力フィールドの長さによって示され

      る出力文字列の最後の文字の位置から左側へ転送する。

    1.4 出力文字列の左側が余る場合は,半角空白によって充填する。

    1.5 入力文字列をすべて転送できない場合は,そこまでの文字列を出力文字列とする。エラーコード

      'LXREA018'をリターンコードとして返す。

例1

 I-STR    :'AB△C△△DE△F'
 I-LENG   :13
 ↓
 O-STR     :'△△△AB△C△△DE△F'
 O-RTN-CD   :SPACE

例2

 I-STR    :'△△△12345'
 I-LENG    :3
 ↓
 O-STR     :'345'
 O-RTN-CD    :'LXREA018'

注意事項

  1. I-LENGについてNUMERICチェックを行い,数値でなければエラーコード'LXREA024'をリターンコードとして返す。入力文字列をそのまま出力とする。

  2. 1≦I-LENG≦200でなければエラーとし,エラーコード'LXREA020'をリターンコードとして返す。入力文字列をそのまま出力とする。

  3. 入力文字列がスペースの場合,エラーコード'LXREA008'をリターンコードとして返す。出力はスペースとする。

  4. このサブルーチンから(文字列有効桁数算出:LXRPIA09)を呼び出す。

  5. EUC対応版,Unicode対応版で半角カナを編集する場合,文字列長は実バイト長(EUC:2バイト/文字,Unicode:3バイト/文字)で指定する。